【神奈川】横浜の2年生スラッガー・萩宗久が高校通算15号2ラン、連覇へコールドスタート

3回の左越え2ランなど2安打2打点をマークした横浜・萩宗久
3回の左越え2ランなど2安打2打点をマークした横浜・萩宗久

◆第104回全国高校野球選手権神奈川大会 ▽2回戦 横浜10―0生田東=6回コールド=(12日・サーティーフォー保土ケ谷)

 来秋ドラフト候補に挙がる横浜の2年生主砲・萩宗久中堅手が高校通算15号2ランを放ち、初戦コールド勝ちに導いた。

 1週間前に腰を痛めたが、痛み止めを服用して5番で出場。5点リードの3回無死二塁で右腕のカーブを「反応で打てた」と、公式戦4本目のアーチを左翼席に放り込んだ。「今年はつなぐ、結束力がテーマ」と掲げる村田浩明監督は、「試合に出たい形が、いい打撃になった。4番を打ってほしい」とたたえた。

 岐阜・中津川市生まれで185センチ、84キロのスラッガーは、同校OBで同じ右打者のソフトバンク・増田に憧れ、名門に進んだ。決勝が予定される7月27日は17歳の誕生日。連覇に向けて、「試合の流れを変えられる一本を打ちたい」と決意を込めた。(雑誌『報知高校野球』取材班)

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