【石川】日本航空石川の右スラッガー・内藤鵬が高校通算53本塁打

高校通算53本塁打を放った日本航空石川の内藤
高校通算53本塁打を放った日本航空石川の内藤

◆第104回全国高校野球選手権石川大会 ▽2回戦 日本航空石川10-1津幡=7回コールド=(10日・石川県立)

 第1シードの日本航空石川は、10-1の7回コールドで津幡に快勝し、初戦突破を決めた。プロ注目の右スラッガー、内藤鵬三塁手(3年)が、5回先頭で高めのカットボールをフルスイング。飛距離は推定130メートルで、左中間へ大きな放物線を描いてスタンド上段に飛び込んだ。5日の練習試合以来の本塁打で、高校通算53本塁打に到達。三塁ベースを回ると、思わず笑顔がこぼれた。「打った瞬間に入ったと思いました。夏の初戦で緊張するチームメートも多いが、いつも通りにプレーできました」と明るい表情を浮かべた。

 180センチ、100キロの堂々とした体格に加え、161キロのスイングスピードが武器だ。今までは巨人の中田翔内野手の打撃を理想にしてきたが「自分の体つきが変わってきて、何かを変えないといけない」と内藤。今大会前には打撃フォームに悩んでいたが、体格も似ている西武の中村剛也内野手に“イメージ路線”を変更。「プレースタイルが自分に似ているなと感じました。しっかりと強く振りながら力まない。インパクトで力を入れることを心がけています」。6度の本塁打王を獲得した強打者をお手本に、徐々に調子を上げてきた。

 将来の目標はプロ入りし、ホームラン記録を塗り替えること。この日のネット裏では西武、楽天、日本ハム、DeNA、ヤクルト、ロッテの6球団のスカウトが視察。あるスカウトは「遠くに飛ばす能力は、持って生まれたもので、素晴らしいものがある。強さを持っている中で、柔らかさもある。よく練習する選手なので、まだまだ成長が望めます」と、その身体能力と将来性を高く評価した。

 愛知県出身で、スタンドでは遠くから駆け付けた両親が応援した。「毎試合、応援に来てくれるので、やる気が出ます。活躍して喜ばせたいです」と内藤。石川県の“おかわり君”が、ホームランで親孝行する。(中田 康博)

野球

個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請
×