【西武】長谷川信哉 プロ初安打&決勝打で2位浮上“シン・育成の星”7月2日に支配下登録

スポーツ報知
楽天に逆転勝利し2位に浮上しハイタッチする西武ナイン(カメラ・池内 雅彦)

◆パ・リーグ 楽天3―6西武(9日・楽天生命パーク)

 初めて上がったお立ち台からの眺めは最高だった。雨上がりのフィールドでヒーローインタビューを受けた長谷川は「景色がすごく良かったです」とさわやかに笑った。

 何から何まで初ものづくしだ。9番・中堅で2度目の先発出場を果たすと、5回の第2打席でプロ初安打となる中前打。2死からプロ初盗塁となる二盗を決めて、ジャンセンの同点2ランにつないだ。さらに8回1死一、二塁で鈴木翔の148キロ直球を右前へライナーではじき返した。

 プロ初適時打に「右を狙っていたというよりもシンプルに考えて投手と勝負していました。打撃でチームに勝利に貢献できたのはよかったです。初めての経験ですし」と言葉を弾ませた。ベンチには中村、森が控えていたが、辻監督は「(代打は)1ミリも考えていなかった。いいところで打ってくれたし、さらにこれを自信にやってくれたらいい」と褒め上げた。

 渡辺GMが「足もあるし肩も強い。打撃も思い切りの良さがある」と話すように内外野どこでも守れる万能ぶりが魅力で、一発のパワーも秘めている。キャンプからオープン戦序盤まで1軍に帯同させたのも期待の表れ。2軍31試合で打率3割1分9厘、4本塁打と結果を出して7月2日に支配下登録。プロアマ記念試合「U―23NPB選抜対大学・社会人選抜」(8月1日・神宮)のメンバーに選ばれ、指揮を執る栗山監督が見守る前でアピールした。

 育成出身で1年下の新人・滝沢は5月11日に支配下登録されると、そのスピードを生かして1軍の戦力に。遅ればせながら長谷川も後輩にようやく追いついた。「滝沢選手には先を越されましたけど、いいライバルとしてレベルアップしていきたいと思います」。チームは今季最多の貯金5で3月30日以来の2位に浮上し、首位ソフトバンクが敗れたため、2ゲーム差に接近。新たに登場した育成の星がチームをさらに引き上げる。(秋本 正己)

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