◆JERAセ・リーグ DeNA―中日(7日・横浜)
中日・高橋宏斗投手が球団の日本人最速を更新する158キロをマークするなど、7回3安打無失点と完璧に近い投球を見せながら、勝利には結びつかなかった。
初回に先頭・桑原に2ボールから投げた3球目が156キロを計測。これまでの自己最速を1キロ上回ると、1死から大田を空振り三振に仕留めたボールは158キロをマークした。球団の日本人では与田剛、浅尾拓也、福谷浩司の157キロを上回る最速となった。
2回以降も剛速球とスプリットを軸に9三振を奪う圧巻の内容だった。だが、8回1死から代打を出されるまで打線の援護はなし。これで7戦連続で白星はつかなかった。