大迫勇也のロスタイム決勝弾で神戸最下位脱出「チームとして自信がつく勝ち点3」後半途中出場で決めた

2-1で勝利し山口蛍(手前左)とハイタッチする大迫勇也(手前右)(カメラ・岩田 大補)
2-1で勝利し山口蛍(手前左)とハイタッチする大迫勇也(手前右)(カメラ・岩田 大補)
後半、勝ち越しゴールを決める大迫勇也(カメラ・岩田 大補)
後半、勝ち越しゴールを決める大迫勇也(カメラ・岩田 大補)

◆明治安田生命J1リーグ ▽第20節 神戸2―1清水(6日・ノエビアスタジアム神戸)

 これぞエースだ。大迫が一振りで試合を決めた。1―1で迎えた後半ロスタイム、ペナルティーエリア内で相手選手がクリアしそこなったボールに鋭く反応。左足ボレーでゴール右隅に突き刺した。

 劇的な決勝弾に右手を力強く握りしめると、仲間とともに喜びを爆発。「大事な試合で点を取ることができてうれしい。チームとして自信がつく勝ち点3だと思う」と声を弾ませた。タイで開催されたアジア・チャンピオンズリーグの1次リーグ参加中に最下位に転落してから約3か月。“裏天王山”を制し、勝ち点17で並んだ清水を得失点差で上回った。

 前半に幸先良く先制しながら追加点が奪えずにいると、後半21分に同点弾を献上。このままドローに終われば、前節新体制で初陣を飾った勢いは完全に失われるところだった。背番号10が投入されたのは失点直後の場面。得点以外にも、最前線で体を張って攻撃に厚みを持たせようとした。

 昨夏の神戸加入後、けがとの闘いが続くストライカー。今季も脚の負傷の影響で、コンディションは万全には程遠く「ずっと痛めている。なかなか治らない」とこぼした。5月末に戦列復帰して以降もベンチスタートが多いが、大迫が途中出場した公式戦最近6試合でチームが挙げた14ゴール中、ピッチに入ってから生まれた得点は11にも上る。自ら決めたゴールはこの日を含めて3。残りは直接的に関与はしていないものの、ゴール前でおとりとなるなど数字に表れない貢献度の高さで攻撃陣を支えている。

 降格圏脱出へ、15位・G大阪との勝ち点差は4に接近。「次の磐田戦(9日)で3連勝することで、この勝利の価値がある。僕らは前を向いて突き進むしかない」と言葉に力を込めた。この日、七夕用に用意された短冊に記した言葉は「タイトル」。有言実行するには、結果を積み重ねるしかない。(種村 亮)

2-1で勝利し山口蛍(手前左)とハイタッチする大迫勇也(手前右)(カメラ・岩田 大補)
後半、勝ち越しゴールを決める大迫勇也(カメラ・岩田 大補)
すべての写真を見る 2枚

サッカー

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請
×