この開催を最後に施設改修のため、しばらく本場開催がない川口オートレース場で3日、G1「第46回キューポラ杯」の優勝戦が、第12レースで8選手により8周回4100メートルで争われた。レースは序盤、高石光将が先頭を奪うも、4周回目に泉田修佑に先頭がかわるめまぐるしい展開。5周回目途中から、泉田をかわしトップに立った早川清太郎(40)=伊勢崎・29期=が、最後まで譲らず1着ゴール。一昨年に続く2度目のキューポラ杯優勝を決めた。2着は永井大介、3着は鈴木圭一郎だった。
早川清太郎「今節は、動きからして優勝できるとは思っていなかったので、本当にうれしい。キューポラは相性がいいですね。きょうはスタートがダメでしたが、内側を走り出してからフィーリングが良かった。エンジン自体も、かなりよくなって、手応えは感じていました。仕掛けるなら早い内にと思ってあの段階で先頭に立ちました。今回は、暑くて熱走路との戦い。準決勝の日(2日)が40歳の誕生日。年齢的にはもう若い感じではないが、これからもどんどん活躍していきたいと思います」