【星一筆】「なお巨」はイヤだ

7回2死一塁、坂本勇人が左越え2ラン本塁打(カメラ・相川 和寛)
7回2死一塁、坂本勇人が左越え2ラン本塁打(カメラ・相川 和寛)

◆JERAセ・リーグ 広島5―7巨人(3日・マツダスタジアム)

 「なおエ」。我らが二刀流の活躍を伝えるニュースの締めにサラリと使われる「なおエンゼルスは敗れました」を省略したネット方面の流行ワードだ。

 春先こそ調子がよかったものの、悪夢の逆噴射14連敗もあって、現在(日本時間3日)は借金6でア・リーグ西地区5チーム中の4位。本日もまたまた大敗で、しかもオオタニさんまで見せ場なし。「なおエ」どころか「またエ」状態に陥っている。

 あれ? 春先よかったのにすっかり下り坂って、どこかのチームと一緒じゃん。なんと食いつぶした貯金の数まで同じ「11」ときた。地区首位アストロズとの14・5ゲーム差も似たようなもの。幸いこちらは記録的連敗までは食らわず、借金生活も何とか免れている。代行の代行の代行監督なんてトホホなことにもなってないだけマシか(悲しくなるからこのへんでやめとこう)。

 接戦を制して、ゼロから出直しの貯金1を手にした酷暑のデーゲーム。だけど、危うく「なお巨」になるところだった。エンゼルスに大谷がいるように、我が巨人軍には坂本がいる。千両役者の背番号6が、復帰後初アーチとなる反撃開始のソロと勝ち越し2ランを連発。本来ならそのまますんなり終わらなきゃいけない試合です。

 それなのに、やっぱり待っていた魔の7回(いつもより1イニング早め)。赤星がマクブルームに打たれた同点二塁打は、外角狙いの初球真っすぐが「打ってください」の真ん中高めに抜けた。大事な場面での失投も困ったものだが、本来は制球力が武器で四球のリスクは少ない右腕。2戦連続で手痛い一発を浴びている4番を相手に、初球真っすぐでストライク要求ってどうなのと、ついついボヤきたくもなる。

 それでも、吉川の勝ち越し打に丸のダメ押し弾で「なお巨」は回避。紙面的にも坂本が無事1面(今季アーチの試合は4戦全勝。さすがです)で、他にもリベンジ平内とかヒーロー原稿が増えたんだからよしとしましょう。繰り返すけど「出直し」の1勝。5日からのヤクルト戦につなげたい。球宴前のこの時期に使うべきセリフではないけど、意地を見せてくれ。

「なお巨」はイヤだ

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巨人

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