NHK大河「鎌倉殿の13人」で源頼朝演じた大泉洋が回顧 「こんな役はそうそう巡り合えない」

スポーツ報知
「鎌倉殿の13人」で源頼朝を演じた大泉洋(右)と主人公の北条義時(小栗旬)

 NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜・後8時)で、大泉洋(49)演じる源頼朝が3日放送の第26回「悲しむ前に」で死去した。冷徹非道な役どころに、キャストや視聴者からブーイングもあったが、自らの出番を振り返った大泉は「こんな役にはそうそうめぐり合えない。とっても幸せだな」と万感の思いを口にした。今後、物語はタイトル通り側近13人によるサバイバルゲームへと展開する。

 前半戦、主役をしのぐ存在感を示した「鎌倉殿」こと源頼朝が、ついに舞台から去った。誰よりも愛着を感じていたのは、大泉自身だ。「皆さんが言うほど僕は嫌いじゃない。彼がやっていることはとても正しいというか…」と理解を示す。

 頼朝は1159年の平治の乱で平清盛に敗北。父と兄を失い、流人として伊豆へ。地元豪族・北条時政(坂東彌十郎)の力を得て挙兵し、平家を滅ぼした。だが、その過程で同じ源氏の木曽義仲(青木崇高)を倒し、弟の義経(菅田将暉)を葬り、範頼(迫田孝也)も排除。御家人も筆頭格の上総広常(佐藤浩市)を謀殺するなど、自らの脅威となるものは視界から消してきた。

 頼朝が味方を消すたびにSNSでは「ひどい」「ゲス」と非難ごうごう。現場でも主人公・北条義時を演じる小栗旬(39)が「みんな大泉のせい」というメッセージ入りのマスクを共演者、スタッフらに配って面白がった。そんな“逆風”に大泉は「あの時代を見ると、兄弟を排除する、親を排除するというのが実はものすごく多い」と釈明。「『みんなそうじゃないか!』と私は思ったりもする」と反論する。

 史実で女好きとなっているように、ドラマでも好色家に描かれた。劇中では女遊びの激しい息子の頼家(金子大地)を「女好きは我が嫡男の証しだ」と絶賛。大泉は「あれはバカなシーンでしたね」と評価した。「なぜ(脚本の)三谷(幸喜)さんはここまで頼朝をダメに描くんだろう」、「本編が43分しかない中で、ここにその尺を割きます?」と不思議がる。

 三谷氏とは古くからの付き合い。大河「真田丸」(16年)でも主人公・真田信繁の兄・信幸役で起用された。今作でも上総を始末した後、三谷氏からは「案の定、日本中を敵に回しましたね」「でも僕は大好きです」とメールが到着。なお、三谷氏によると、大泉は「お前のせいだ」と返信したという。

 三谷氏は「彼以上に演じきれる人はいない」と大泉を絶賛。大泉も「こんな役を頂いて、三谷さんには感謝しかない」と総括した。

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