◆第71回ラジオNIKKEI賞・G3(7月3日、福島・芝1800メートル、良)
3歳限定のハンデ重賞は13頭立てで争われ、3番人気でハンデ55キロのフェーングロッテン(牡、栗東・宮本博厩舎、父ブラックタイド)が松若風馬騎手を背に、2連勝で重賞初制覇を飾った。勝ち時計は、1分46秒7。
2着にショウナンマグマ(菅原明良騎手)、3着にサトノヘリオス(岩田望来騎手)が続いた。
松若騎手(フェーングロッテン=1着)「先行した好位で競馬できればと思っていましたが、いいところに収まることができました。行ければ行くという選択肢もありましたし、行けなければ行けなくてもと思っていました。イメージ通りの競馬でした。折り合いも大丈夫でしたし馬込みも大丈夫なので(脚が)たまっている状態で直線を迎えられました。最後は外も見ていたのですが空かなかったので一か八か内に行って、かなり狭かったですけど馬に感謝したい。気持ちに幼さが残ってテンションも上がっていなかったし成長しています。距離も大丈夫ですね。重賞を勝てて今後に幅が出ました。夏は好きな季節ですし調子がいいので、今後も夏競馬を盛り上げていけたら。お客さんも増えてきたのでうれしい」