◆JERAセ・リーグ 広島2―0巨人(2日・マツダスタジアム)
巨人が広島に今季2度目のサヨナラ負けで、最大11あった貯金がついにゼロになった。エース菅野が7回無失点と気迫の投球を見せるが、打線は12三振で無得点。9回に3番手・平内がマクブルームにサヨナラ2ランを浴び、3連敗となった。首位ヤクルトが勝って優勝マジック「53」が点灯し、ゲーム差は08年の大逆転V「メークレジェンド」の13を超える13・5差。3位・広島にも0・5ゲーム差に迫られたが、原監督は「ペナントレースはこれから熱くなる」と逆襲を誓った。
◆原監督に聞く
―相手先発・森下も出来がよかっただけに、先に点を取りたかった。
「そうだね。1点勝負という中で、先に取られたというところだよ」
―打線を組み替え吉川を1番に。三塁打につなぎの四球と機能した。
「そうだね。よかったと思うよ」
―増田陸がベンチスタート。1日の試合中の指のけがも考慮したのか。
「まあ、でも(中田)翔も非常に好調だしね」
―6回1死三塁の場面、ゴロゴーのサインで勝負をかけた。
「もちろん、もちろん、もちろん。ゴロゴーというか、もうちょっと精度の高いやつだね。当たりはいいんだろうけどね」
―先発・菅野は繊細な投球で7回無失点に封じた。
「よかったと思う」