【川崎競馬 スパーキングレディーカップ(JpnⅢ)】ナデシコ死角なし

スポーツ報知
かしわ記念で優勝したショウナンナデシコと吉田隼人騎手

 第26回スパーキングレディーカップ・JpnⅢは6日、ナイター開催の川崎競馬場のダート1600メートルで行われる。JRAから4頭が出走するが、牡馬相手にかしわ記念を制してG1ウィナーの仲間入りを果たしたショウナンナデシコが断然の存在。交流重賞3連勝中と本格化した5歳牝馬がさらに連勝を伸ばすか。なお、出走馬と枠順は3日に確定する。

 勢いを止めるつもりはない。ショウナンナデシコは重賞初挑戦だった今年初戦のTCK女王盃を2着にまとめると、続くエンプレス杯、マリーンカップと牝馬限定の交流重賞を連勝。続く、かしわ記念はG1初挑戦。砂が深いタフなダートで牡馬相手に先手を奪うと、1番人気のテイエムサウスダンから終始プレッシャーを受けながらも、直線で二枚腰を繰り出し、2着に1馬身半差の完勝で一気に頂点まで駆け上がった。

 レース史上、32年ぶりの牝馬による勝利。「調子も良かったけど、あの馬場、牡馬相手のG1でよく頑張ってくれた」と須貝調教師は言葉に力を込めた。3歳時には脚部不安で休養に入ったこともあったが、徐々に力をつけ、4歳秋にオープン入り。そして今年、遅咲きの大輪を咲かせた。「珍しいよね。何より、ナデシコの能力が高かったと思う」とトレーナーは笑みを浮かべる。

 今回は距離もコースもナイターも、ここまでの3連勝中ですべて経験ずみ。死角になる要素は何もない。「今は精神的な落ち着きもある。積極的に自分の競馬をしてくれれば」と須貝師。牝馬同士の今回は一枚上の輝きで圧倒する。

〈ショウナンナデシコ〉 父オルフェーヴル、母ショウナンマオ(父ダイワメジャー)。栗東・須貝尚介厩舎所属の牝5歳。生産は北海道日高町の天羽牧場。通算戦績21戦8勝(うち地方4戦3勝)。主な勝ち鞍は22年かしわ記念・JpnⅠ、エンプレス杯・JpnⅡ、マリーンカップ・JpnⅢ(いずれも22年)。総収得賞金は2億3894万9000円(うち地方1億4770万円)。馬主は国本哲秀氏。

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