来秋箱根駅伝予選会、関東勢以外に高い壁 全日本地区選考会関西トップの大経大でも関東なら25番手相当…担当記者が「占う」

スポーツ報知
昨年の箱根駅伝予選会の様子

 第100回箱根駅伝予選会の参加資格は全国の大学に広がった。レースが盛り上がることは間違いないが、関東勢以外の大学が新春の晴れ舞台に立つことは容易ではない。箱根駅伝担当記者が来秋の予選会を占う。

 昨年の全日本大学駅伝で、関東勢以外で最上位の16位となった関学大、同2番目で17位の皇学館大、同3番目で18位の立命大、今年の全日本大学駅伝関西地区選考会をトップ通過した大経大などが来秋の箱根駅伝予選会に挑戦することが見込まれる。

 ただ、昨年の全日本で出場15校の関東勢が15位まで占めるなど、関東勢とその他の地区の大学は力の差が大きい。1万メートル上位8人の合計タイムで競った今年の全日本地区選考会でも気象条件は異なるものの、関西トップの大経大は関東の17位相当。全日本のシード8校はすべて関東勢ということを考えれば単純計算で大経大は関東で25番手となる。10人のハーフマラソン(21・0975キロ)で争う予選会では、なおさら力の差は広がる、と見る。

 予選会から本戦への出場枠は通常大会では10校。現時点で100回大会の出場枠は発表されていないが、関東勢以外が箱根切符をつかむことは至難の業だ。ズバリ予想すれば関東勢以外の最高は15位、あるいは16位か。復活出場を目指す立大、上武大、日大、東農大や初出場を狙う麗沢大などの方が強いだろう。

 昨年、予選会を初めて突破した駿河台大の徳本一善監督(43)は「1年間の準備期間があるが、関東勢以外にとっては厳しい戦いになるはず。8区(19・7キロ)を走れる選手を1人だけ育成すればいい全日本と21・1キロを走れる選手を12人も育成しなければいけない予選会では全くチーム作りが違います」と話す。その上で「駿河台大としては今季の予選会を突破し、さらに本戦でシード権(10位以内)を獲得して予選会には回りたくない。予選会の戦いはそれほど厳しい」と続けた。

 立川から箱根への道は長く険しい。困難、かつ、未知なる戦いに挑む関東勢以外の学生ランナーたちには、そんな予想を覆す走りや驚きを期待したい。
(箱根駅伝担当・竹内 達朗)

スポーツ

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請
×