第100回箱根駅伝予選会は全国の大学が参加可能 青学大の原晋監督も大歓迎

スポーツ報知
原晋監督

 箱根駅伝を主催する関東学生陸上競技連盟(関東学連)は30日、2023年秋に東京・立川市で開催されるい第100回箱根駅伝予選会の参加資格を従来の「関東学生陸上競技連盟男子登録者」から「日本学生陸上競技連合男子登録者」に広げることを発表した。これにより、全国の大学が予選会への参加が可能になり、難関を突破した場合、2024年1月2、3日に行われる第100回箱根駅伝本戦の出場権を獲得する。

 関東学連はこの日、同連盟の最高議決機関である代表委員総会において、第100回箱根駅伝予選会の開催方法を決定。選考方法は従来通り、一斉スタートのハーフマラソン(21・0975キロ)に各校12人以内が出走し、上位10名の合計タイムで出場権を争う。予選会で敗退した大学の選手で編成される関東学生連合チームは編成されない。

 注目は参加資格。「日本学生陸上競技連合男子登録者で、本予選会並びに箱根駅伝本大会の出場回数が通算4回未満である者に限る」とした。関東勢以外の大学も箱根駅伝を目指すことが可能になった。

 今年1月の第98回箱根駅伝を総合新記録(10時間43分42秒)で制し、2年ぶり6度目の優勝を飾った青学大の原晋監督(55)も今回の決定を歓迎した。「箱根駅伝は金栗四三先生を中心に『日本から世界で通用する選手を育成する』という理念を掲げて創設されました。その理念を考えれば全国の学生ランナーに箱根駅伝に挑戦する機会が与えられたことは素晴らしいことです」と話した。

 2004年に青学大の監督に就任した原監督は4度も予選会で敗退した経験を持ち、その厳しさを身を持って知っている。

 「箱根駅伝予選会では数々のドラマが生まれてきました。私はこれまで6回、箱根駅伝本戦で優勝して学生たちによって大手町で胴上げされましたが、今、なお一番うれしくて思い出に残っている胴上げは2008年の箱根駅伝予選会を突破して、青学大として33年ぶり、私としては初めての箱根駅伝出場を決めた時です。あの晴れ渡った立川の青空は今でもはっきり覚えています」

 青学大は2009年を最後に予選会を回避しており、昨季の優勝によって今季も堂々のシード校。ただ、何が起こるか分からない箱根駅伝において、2023年の予選会も回避できる保証はない。「あの厳しい予選会には戻りたくありません。全国の大学が参加する第100回の予選会はなおさらです。今季の99回大会に向けて連覇という高い目標を掲げつつ油断せずに取り組みます」と原監督は表情を引き締めて話した。

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