宮本和知氏、根尾昂のフォーム分析 背筋強くバランス最高 下半身強化で制球力向上、勝負できる

スポーツ報知
中日・根尾の投球連続写真(22日のヤクルト戦=カメラ・豊田 秀一)

 スポーツ報知評論家の宮本和知氏(58)が27日、外野手から投手へ登録変更された中日の根尾昂投手(22)の投球フォームを解析した。

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 投手に転向したばかりだけど、全体的にフォームに悪いところは少ないよ。体は大きくないけど、いきなり150キロ以上が出たし、バランスは最高にいい。背筋の強さを感じるよね。

 中でも目に付くのが〈9〉。投手として大切な右肩の肩甲骨回りの柔軟性が優れているのが分かるよね。フォームに力感はないから、打者からすれば恐怖感はない。角度もあるわけじゃないので、コントロールで勝負していく投手になると思う。

 少し気になるのは〈2〉~〈3〉で捕手から視線を外す時、アゴが上がり気味なところ。視線を外すのは構わないけど、ここでアゴは締めておかないといけない。目線が高くなり、高めに浮きやすくなるんだ。

 それから、〈11〉から〈12〉では、もう少しボールを長く持てた方がいいね。ただ、野手をやっていたから現状では仕方ないと思うよ。野手は打球を捕ってすぐに投げないといけないから。

 リリースの早さは、言い方を変えれば、楽をして投げているということ。打者寄りでボールを離すには下半身の粘りが大事。今は“野手投げ”で球離れが早いから、これから軸足を含めた下半身強化で長くボールを持つことができるようになればいい。

 まだコントロールも定まっているとは言えないし、下半身も強くない。これまでは野手のトレーニングしかしていなかったはずだから、投手のトレーニングを重ねて全体的にパワーアップできれば、並行して制球力も上がってくるはずだよ。(スポーツ報知評論家・宮本和知)

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