◆陸上 布勢スプリント 最終日(26日、鳥取・ヤマタスポーツパーク)
男子100メートル予選で、今季日本選手権2位の坂井隆一郎(大阪ガス)が10秒02(追い風1・1メートル)をマーク。オレゴン世界陸上(7月15日開幕、米国)の参加標準記録(10秒05)を突破し、代表内定となった。「予選から10秒05を突破しようという気持ち。公認で切れて良かったなと思う。あとは風が追い風参考にならないでくれ、と思っていた。公認になってくれてよかった」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。
今会場は、昨年大会で山縣亮太(セイコー)が9秒95の日本新記録を樹立した高速トラック。今季伸び盛りの新星が、世界へ大きな一歩を踏み出した。