関学大FW木村勇大がハットトリック&MVP! 大岩剛監督の“御前”でパリ五輪エースへ猛アピール

スポーツ報知
大学日韓定期戦でMVPに輝いた全日本大学選抜の関西学院大FW木村勇大

◆デンソーカップ・第19回大学日韓定期戦 全日本大学選抜5―0全韓国大学選抜(25日・レモンガススタジアム平塚) 点【日】齊藤聖七、木村勇大3、山田新

 全日本大学選抜のFW木村勇大(関西学院大4年・京都内定)が後半だけで3ゴールを挙げる活躍を見せ、全韓国大学選抜に5―0で快勝した。

 パリ五輪を目指すU―21代表の大岩剛監督がスタンドで見守る中、エース候補の21歳ストライカーが圧巻のハットトリックで大勝に導いた。1―0の後半10分、縦パスを受けた木村は相手GKをかわしてゴール。3分後には途中出場のFW山田新(桐蔭横浜大4年・川崎内定)の左クロスにファーサイドで頭で合わせて2点目を奪い、同27分には山田の右クロスを押し込んで3得点を奪った。

 人生初の国際試合で「久しぶりに緊張した」という木村は松本健一賞(MVP)に輝き、「最高です!」と笑顔。バックスタンドを埋め尽くした大学生選手から万雷の拍手を浴び、「日本の大学を背負って出してもらった中で絶対に負けられないし、みんなが見てる中で結果を残して自分の価値を証明できた。素晴らしいメンバーの中で試合に出させてもらってるので、点を決めることしか頭になかった。いい結果が出てすごくよかった」と声を弾ませた。

 今月、同世代のライバルが出場したU―23アジア杯(ウズベキスタン)には選出されなかった。「悔しい気持ちもあったので、ほとんど情報を入れなかった。見たくないなと。わざと遮断した」と木村。同代表には同じ大学生のFW佐藤恵允(明大)もいたが、結果を見るくらいにとどめた。その理由について「(大会を)見て悔しがって何かできるわけじゃないし、逆に喜んで成長するわけでもない。変に浮き沈みをなくすため」と明かした。

 理想とする“五輪ロード”は、木村と同じ関西出身で、大阪体育大からJリーグでの活躍を経て東京五輪代表に入ったFW林大地(シントトロイデン)だ。「林選手はいいモデルかなと思う。自分のやるべきことをやって結果を残せば、必然的にそこ(五輪)につながる。それが近道だと思う」と言い切った。

 大阪桐蔭高校時代は「体は小さくて棒のように細くて、相手に当たったら全部倒れてた」が、大学では筋トレと全身の連動を強化。184センチ、78キロの恵まれた体格でゴールを量産しており「久しぶりに会った人には『別人みたい』と言われる。当たり負けすることがほとんどなくなった。大学で全てが完成してきた。プロの基準に持っていけている感覚がある」と自負する。「コツコツ毎日続けることが性格に合っている」。日々進化を続ける木村が、着実に2年後の大舞台を見据えていく。

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