「新・最強の公務員ランナー」細谷翔馬が男鹿駅伝で力走「12月の福岡国際マラソンでMGC獲得を目指します」

スポーツ報知
「新・最強の公務員ランナー」細谷翔馬(左)は男鹿駅伝で1区で学生に交じり、力走した(右は斎藤真也)

 今年1月の箱根駅伝で2年連続で5区区間賞を獲得し、同3月の東京マラソンで日本学生歴代3位の2時間9分18秒で走破した細谷翔馬(当時帝京大、現天童市役所)が25日、秋田・男鹿市で行われた全国男鹿駅伝一般の部に天童東村山駅伝Aチームの一員として1区(13・4キロ)を力走し、40分19秒で区間賞を獲得した。同時スタートで同距離の学生ランナーと終盤まで先頭集団を走り、大学の部を含めて区間6位だった。中大の千守倫央や青学大の倉本玄太に競り負けた細谷は「残り3キロからのスピードが足りませんでした」と冷静にレースを振り返った。

 帝京大時代、箱根駅伝、さらにマラソンでも活躍した細谷は実業団に進まず、山形県の天童市役所に就職した。埼玉県庁職員だった川内優輝(あいおいニッセイ同和損保)がプロ転向した今は「新・最強の公務員ランナー」だ。「産業立地室という部署に配属されました。仕事は難しいですけど、やりがいがあります」と充実の表情で話す。

 勤務の定時は午前8時30分から午後5時15分。フルタイムで働きながら練習を積んでいる。「週2回、水曜日と土曜日に(強度が高い)ポイント練習をしています。次、12月の福岡国際マラソンの出場を予定しています。MGC(23年秋開催の24年パリ五輪マラソン代表選考会)の出場権獲得を目指します」と明かした。

 東京マラソンで2時間9分18秒で走破しているため、今後、2時間10分42秒以内をマークすれば、順位に関係なくMGC出場権獲得条件のひとつの「対象大会で2レースの平均記録2時間10分以内」をクリアする。「決して簡単ではありません。でも、不可能性でもないと思います」と落ち着いて話す。22歳。公務員ランナーは実直に走り続ける。

 全国男鹿駅伝第69回一般の部(7区間64・7キロ)は細谷の快走から首位を走り続けた天童東村山駅伝Aが3時間27分22秒で優勝した。

 第52回大学大会は東洋大が最終7区で青学大を逆転して優勝。東洋大は3時間16分54秒。青学大は45秒差の2位。3位は中大B、4位は順大、5位は中大A、6位は東海大だった。

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