ジュニアゴルフ 日本男子猛追も2差届かず2位 大嶋港と松井琳空海が個人2位健闘…優勝はカナダ

スポーツ報知
大嶋港(大会提供)

◆ジュニアゴルフ国別対抗世界選手権 2022トヨタジュニアゴルフワールドカップ 最終日(24日、三重・白山ヴィレッジGC=男子7018ヤード・パー72、女子6358ヤード・パー72)報知新聞社後援

 3差2位からスタートした日本男子は、この日のトータルで8つスコアを伸ばしたが、あと一歩及ばず2差の2位だった。2015年以来5大会ぶりの頂点には届かず、2019年の前回大会に続く準優勝に終わった。優勝はカナダで、3日間のトータルスコアは620(28アンダー)だった。

 この日、8バーディー、1ボギー、1ダブルボギーで、チーム最高の67をマークした大嶋港(17)=関西高2年=は「前半はダボ(9番のダブルボギー)を打ったりして良くなかったが、後半に伸ばせて良かった。初日からショットはずっと良かったのにパターが入らなかったが、そこが良くなった。前半は2メートルくらいのバーディーチャンスがもう2、3個あって、それを外したのがもったいなかったけど、後半はほぼ入ったので100点に近い」と満足げにうなずいた。

 逆転での団体優勝はならなかったが、個人でも3日間トータルスコア207(9アンダー)で2位に健闘。「海外選手には距離で圧倒される部分はあったけど、得意のアイアンなら勝負できると自信になった。もっと飛距離も伸ばして、楽にゴルフをしたい」と飛躍を誓った。

 チーム最年少の松井琳空海(りうら、15)=四国学院大香川西高1年=はこの日6バーディー、3ボギーの69。同組に個人成績トップのスウェーデン人選手がおり、「追いつくつもりでプレーしていたが、ノーボギーでいいプレーをされた。率直な感想は悔しい」と笑顔はなかった。初日には今大会通じてベストスコアとなる65でトップ発進を決めたが、その後に伸ばしきれず、個人成績でも2位。「(首位のカナダに)3差まで詰めたが、そこからが強かった。海外勢は強かったし、気持ちが違うなと思った。自分は初日にボギーを打ったところから流れを悪くしたり、今日も連続ボギーが痛かった。気持ちの切り替えを早くできるようにしたい」と課題を口にした。それでも、まだ高校1年生だけに「いい経験をできたのはプラス。上級生がいるなかで選んでいただいたのに結果を残せず悔しいが、来年もこの大会に出たい気持ちが強いし、出られたら優勝を奪いたい」と雪辱を宣言した。

 チーム最年長で主将の古川創大(そうた、18)=日章学園高3年=は3バーディー、3ボギーのイーブンパーで締めた。「厚さで集中力を保ちきれず、後半はパットを外しまくった。苦しい内容だった」と肩を落とした。それでも、海外勢とのラウンドで収穫を得た。「海外の選手はリアクションが大きくて面白く、楽しみながら観戦していた。パットを外してクラブをたたきつけたり、叫んだり。悪い時のリアクションはマネしないようにしたいが、いい時のガッツポーズや叫び声はプレッシャーを感じた」。それを参考に9番でバーディーパットを決めた際、自身も珍しくガッツポーズを決めたが「普段やっていないので、大きくやったつもりが小さかった」と苦笑い。「どんどんやって、プレッシャーをかけまくります」と新たなスタイルを築いていくつもりだ。

 高田圭一郎(16)=作陽高2年=は2バーディー、4ボギーの74で最終日を終えた。「今日はショットが乱れて、思うようなゴルフをできなかった」と反省。それでも、大会初日に68の好スコアをマークするなど、チームの準優勝に貢献した。「スコア的には全然ダメだったけど、外国人選手と触れ合えて、いい経験になった。意外と飛距離では置いていかれなかったが、アプローチがすごく上手だなと思った。ロブショットとかがすごくうまいし、手首の使い方とかが違う。グリーン回りのアプローチとかを練習していきたい」と目を輝かせた。

◆最終成績

 ▽男子 〈1〉カナダ620〈2〉日本(大嶋港67、松井琳空海69、古川創大72、高田圭一郎74)622〈3〉スウェーデン624〈4〉南アフリカ634〈5〉イタリア635〈6〉メキシコ637〈7〉チリ645

※数字は速報値

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