北海が3大会連続アベック優勝 女子は5大会連続9度目、男子は3大会連続23度目…全道高校体育大会柔道

スポーツ報知
3大会連続アベックVを決めて喜ぶ北海男女選手ら

◆全道高校体育大会◇柔道(23日、帯広・よつ葉アリナーナ十勝)

 団体戦男女を行い、北海が3大会連続のアベックV。女子は、札幌支部決勝で敗れた札幌日大に1―1の内容勝ちで雪辱、5大会連続9度目の優勝。男子も決勝で東海大札幌を3―1で下し、3大会連続23度目のVを決めた。

 北海が“緊急事態”を乗り越え、全員で連覇をつないだ。女子団体戦決勝で、支部予選決勝で敗れた札幌日大にリベンジ。斎藤順道監督(42)は「不測の事態に慌てず、全員がしっかり自分の役割を果たしてくれた」と称賛した。

 準々決勝の旭川明成戦で先鋒の椿原里梨主将(3年)が内股を仕掛けたが、勢いが強過ぎて頭から突っ込み危険とみなされ反則負け。以後の試合は棄権扱いとなった。主将の離脱に、メンバーを急きょ組み替え。椿原に替わって準決勝から先鋒に抜てきされた渡辺天海(あまみ、3年)は決勝で「絶対一本取り、続く後輩たちを楽に戦わせたかった」と大内刈りと背負い投げで、合わせ技一本勝ち。中堅の横地萌恵(2年)も、支部で敗れた長身の西岡夢優(2年)を激しい組み手争いで動きを封じ、引き分け。大将戦で溝口紗美(2年)は先にポイントを奪われたが、しのぎ切った。

 椿原主将は試合後、顔をクシャクシャにして仲間に感謝しきりだった。昨年12月の全日本ジュニア体重別で左肘じん帯を断裂し、手術で離脱。今年5月に実戦復帰し、最後の高校総体に懸けてきた。自身が出られなかった春の全国高校選手権で団体戦16強。大会後、福岡敬愛、長崎明誠など九州の強豪校で合宿を行い、全員が総合力を上げてきた成果が実った。

 横地、構口は和歌山箕島中からの後輩でもある。中3時に全国中学57キロ級準Vの実力者は最後に笑顔を取り戻し「今まで皆に迷惑かけた分、高校総体では一本取る柔道で勢いをつけ、4強進出を目指したい」と力を込めた。(小林 聖孝)

 男子はオール一本で宿敵に快勝

 男子の北海は東海大札幌とのライバル対決に快勝。先鋒・稲場が優勢勝ちで流れをつくり、エース吉田も豪快に大腰を決め、この日オール一本勝ちで締めた。昨年も高校総体出場権を取りながら、出発2日前に部員1人の新型コロナ感染が確認され団体、個人戦とも出場辞退。及川航生主将(3年)は「昨年の3年生の悔しさも胸に戦い、過去最高成績(8強)超えを目指したい」と力を込めた。

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