【ヤクルト】村上宗隆、初回満弾 今季4発目…6月までに到達は初 ラミに並ぶ球団1位331戦連続先発4番

8回2死一塁、村上宗隆が右中間へ2ラン本塁打を放ちベンチの出迎えを受ける (カメラ・豊田 秀一)
8回2死一塁、村上宗隆が右中間へ2ラン本塁打を放ちベンチの出迎えを受ける (カメラ・豊田 秀一)

◆JERAセ・リーグ 中日0―10ヤクルト(23日・バンテリンドーム)

 響いた快音に一瞬、静まり返った球場はどよめきと落胆の声が入り交じった。ほしいところでの一発。これがヤクルトの4番・村上だ。体勢を崩されながら、最後は右手一本で運んだ打球は先制の22号満塁弾。「外野フライでもいいと思っていた。いい角度で上がってくれた」と汗を拭った。

 初回無死満塁、岡野の130キロフォークを右翼席最前列へ突き刺した。2打席連発を放った19日の広島戦(神宮)以来、3試合ぶりのアーチは今季4発目のグランドスラム。シーズン4本以上の満塁弾はプロ8人目9度目で、球団では初。通算満塁本塁打7本は球団の歴代3位に並んだ。三塁打を残し、サイクルに王手をかけた8回には23号2ランをマーク。サイクル超えで今季初の4安打と勢いは止まらない。

 金字塔を打ち立てた自身への祝砲だった。この日、「4番」で先発出場し、ラミレスが持つ331試合連続4番スタメンの球団記録に並んだ。3年目の20年開幕から全試合に4番で先発。経験を重ね、今季の23本塁打、62打点はいずれも両リーグトップと大黒柱へ成長した。

先発4番連続試合出場
先発4番連続試合出場

 「毎打席、ホームランを打ちたいと思ってる」。最高のパフォーマンスのために欠かせないのが“パワーナップ”。ロッカールームでの20分間の仮眠が村上の試合前の日課だ。パワーナップは、15~30分の短い睡眠のことで、疲労回復やリフレッシュ効果があり、パフォーマンスアップにつながる。試合前の睡眠は体が重くなるかと思いきや、「逆にシャキッとする」と効果抜群。「チェアを倒して頭のところからタオルをかけたら、秘密基地みたいになるし、わりと寝られるんすよ」と22歳らしさも、のぞかせた。自分だけの“秘密基地”でのルーチンが、重圧と闘いながら、結果を出し続けられる理由だ。

 チームは球団記録を更新する11カード連続勝ち越しで、2位・巨人とのゲーム差を今季最大の10と突き放した。先発4番連続試合出場の記録には金本知憲、松井秀喜ら、そうそうたる打者がそろう。「まだまだ。もっとたくさん試合に出て頑張りたい」。貪欲なツバメの4番が大打者を超えていく日はそう遠くはない。(森下 知玲)

満塁本塁打シーズン4本以上
満塁本塁打シーズン4本以上

試合詳細
8回2死一塁、村上宗隆が右中間へ2ラン本塁打を放ちベンチの出迎えを受ける (カメラ・豊田 秀一)
先発4番連続試合出場
満塁本塁打シーズン4本以上
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