◆米大リーグ エンゼルス5―0ロイヤルズ(22日・アナハイム=エンゼルスタジアム)
エンゼルス・大谷翔平投手(27)が22日(日本時間23日)、本拠地・ロイヤルズ戦に「2番・投手、DH」でフル出場。自己最多を更新する13三振を奪うなど、米自己最長タイ8回で2安打無失点の好投で6勝目(4敗)を挙げた。主砲のトラウトら主力が休養で欠場する中、3登板連続でチームの連敗を止めた。前日21日(同22日)には日本人最多8打点を挙げてから一夜明け、マウンドで躍動した。
◆大谷翔平に聞く
―8回はネビン監督代行に志願して続投。
「まだ余力がありましたし、投げたいなという気持ちが強かった」
―変化球の多投はプラン通りか、試合中に変更したのか。
「どっちもある。最後は(相手の)変化球ケアが強かったので真っすぐでどんどん行きましたし、最初の方は左バッターが真っすぐを狙ってきていたので、カーブもスライダーも使いながら投げた」
―カーブも効果的。
「いいスポットに投げられたので、見逃し三振が多かった。腕も振れていたので、いい軌道でいっていたかなと思う」
―トラウト、ウォルシュが先発を外れたが。
「いつもよりは打力は落ちるというのもありますし、ロースコアになる予想のもとマウンドに上がったので、その中で初回の無死一、二塁をつくっているのは、あまりよくなかったなと思う」
―2連敗でのマウンド。
「攻撃も最近苦しいし、スケジュールも詰まって、みんな体が苦しいと思うので、そういう意味でも楽な試合はないけど、勝てばまた気分も晴れていい攻撃にもつながる。あした休みですけど、いい休みを経て、またあさってからいい試合ができれば」
―試合前セレモニーが長引き、開始が12分遅れた。
「予定よりは押してたので、(室内の)ケージでいっぱい投げてましたけど、こういうこともあるので、いい経験になったかなと思う」