大谷翔平「これは僕の試合だから行く」志願の続投8回無失点、自己最多13奪三振で6勝目

スポーツ報知
7回に三振を奪って吠える大谷(ロイター)

◆米大リーグ エンゼルス5―0ロイヤルズ(22日・アナハイム=エンゼルスタジアム)

 エンゼルス・大谷翔平投手(27)が22日(日本時間23日)、本拠地・ロイヤルズ戦に「2番・投手、DH」でフル出場。自己最多を更新する13三振を奪うなど、米自己最長タイ8回で2安打無失点の好投で6勝目(4敗)を挙げた。主砲のトラウトら主力が休養で欠場する中、3登板連続でチームの連敗を止めた。前日21日(同22日)には日本人最多8打点を挙げてから一夜明け、マウンドで躍動した。

 前夜に2本塁打、8打点とバットで驚きの活躍を見せた大谷が、今度はマウンドで輝いた。延長11回を戦い、午後10時53分に試合が終わってから約20時間後。直近で14連敗と3連敗を止めている右腕が先発すると、自己最多を更新する13三振を奪って、2連敗を止めた。米最長タイの8回、今季最多108球を投げ「連敗しているときに登板するのもなかなかきついですけど、やりがいを感じてしっかりと仕事できたのはよかったと思う」とうなずいた。

 圧巻の投球だった。苦しんだのは試合開始直後だけ。先頭から連打を浴びたが、後続を抑えて無失点で切り抜けると、一気に勢いに乗った。初回無死一、二塁から、出した走者は6回の四球1人だけ。「初回に失点しなかったのが一番。そこで失点すると攻撃でもよくない流れになる。そこで粘れたのがよかった」。ネビン監督代行によると、大谷は「これは僕の試合だから行く」と志願して8回もマウンドに上がり、3者凡退に抑えた。24者連続で安打を浴びなかった。

 蓄積疲労による休養のため主軸のトラウト、ウォルシュがベンチスタート。前日に登板した守護神・イグレシアスも登板しないことが決まっていた。主力を欠く中で、変化球中心の投球でロイヤルズ打線を翻弄(ほんろう)。直球を5球以上投げたのは初回だけだった。108球のうち75%にあたる81球は変化球。「しっかり打者を観察しながら」と、右打者にはスライダーを多投し、左打者の初球にはカーブを投じるなど組み立てに工夫を凝らし、スプリットも効果的に使って三振の山を築いた。

 打っても内野安打で3試合連続出塁をマークするなど、1安打2四球で3出塁。二刀流で勝利に大きく貢献した。6勝はリーグ9位タイでチーム最多タイ。規定投球回には届いていないが、防御率2・90はリーグ10位相当だ。24日(日本時間25日)からは本拠地でマリナーズ、Wソックスと6連戦。「(試合のない)あしたしっかり休んで、またあさってからゲーム頑張りたいなと思います」と晴れ晴れした表情をのぞかせていた。

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