森下選手、藤原選手ら地元勢4人決勝…「第53回報知アユ釣り選手権・オーナーカップ」高知・仁淀川予選

仁淀川予選を勝ち抜いた(左から)森下、藤原、川﨑、西森の4選手
仁淀川予選を勝ち抜いた(左から)森下、藤原、川﨑、西森の4選手
瀬に立ち込んで掛けたアユを取り込む選手
瀬に立ち込んで掛けたアユを取り込む選手
第1ブロック黒瀬で予選突破を目指して選手たちは懸命にアユを追った
第1ブロック黒瀬で予選突破を目指して選手たちは懸命にアユを追った
仁淀川予選・大原競技委員長
仁淀川予選・大原競技委員長

 「第53回報知アユ釣り選手権オーナーカップ」高知・仁淀川予選が19日、57人が参加して行われた。3時間で釣ったアユの総尾数で腕を競い合い、最高釣果34尾を挙げた森下智康選手(35)=四国ちろりん会=と藤原無我選手(39)=容山会・追い星クラブ=ら、地元勢4人が決勝大会(8月5、6日、岐阜・馬瀬川上流)に駒を進めた。※成績はオトリ3尾込み。

 

主催 報知新聞社

協賛 (株)オーナーばり

後援 いの町

協力 仁淀川漁業協同組合

 仁淀川は、吉野川、四万十川に並び、四国三大河川のひとつ。愛媛・石鎚山を源流域に、水質の清らかさと多彩な青色は「仁淀ブルー」と称され、その清流で育ったアユは元気で追いが強く、多くの友釣りファンを楽しませている。また、全国各地のアユを食べ比べる「清流めぐり利き鮎会」で準グランプリを2度受賞するなど味にも定評がある。

 この日の天候は曇り。渇水に悩まされていた川はほぼ平水までに回復し、濁りはなかった。選手たちが釣ったアユのサイズは18センチを主体に、15~22センチ。成育も順調だ。また、今年は近年にないほど天然遡上(そじょう)が豊富で、「盛期が楽しみ」と仁淀川漁協関係者は期待を寄せている。これからもっと大きく育ち、豪快な引きで釣り人を楽しませてくれるだろう。

 競技は2つのブロックで行われ、それぞれ上位2人、計4人が決勝大会出場権を手にした。予選突破選手の戦いぶりは以下の通り。()内は主に使用したハリと水中糸。

 【〈1〉ブロック】森下智康選手(イニシアブロンズ6・75号4本イカリ、メタル0・08号)は、変更したポイントで大当たり。瀬肩を中心にテンポ良く釣り上げ、34尾はトップ釣果だ。それでも「最初のポイント選びに失敗した。もっと見極める力を身につけたい」と反省を口にした。「前回よりはレベルアップしたなと実感できるような釣りをしたい」と4度目の決勝大会にチャレンジする。

 藤原無我選手(狐6・5号4本イカリ、メタル0・07号)は、大石が点在するトロ場で勝負。「今年は魚が多いから普通の釣り方じゃダメ。自然に泳ぐ魚より目立たせないと」と強引気味にオトリを引いてアピールした。川や魚の状況を熟知した名手は7度目の決勝大会へ。これまで馬瀬川では成績が振るわず、故木全崇博さん(48回大会準優勝)から釣り方の教示を受けた。「だから今年は絶対に行きたかった。いい成績が残せたら」と恩返しを誓った。

 【〈2〉ブロック】川﨑智仁選手(一角SP6・5号3本イカリ、複合メタル0・05号)は、「人が少ない方が自由に動ける」と豊富なポイントで人気の上流部を避け、下流へと向かった。次々に狙ったポイントを攻略し、順調に釣果を伸ばした。すでに他大会2つで全国大会出場権も得ていて、「この勢いで少しでも高みに昇りたい」と6大会ぶりの出場に意欲を燃やした。

 西森一廣選手(狐6・5号3本イカリ、メタル0・05号)は、トロ場で「ゆっくりと引くように」深みを探った。2度の根掛かりでロスしたオトリも、背バリとオモリを駆使して取り返し、その後もコンスタントに仕留めていった。前回の決勝進出は48回大会。「(親交がある歴代報知アユ釣り名人の)廣岡昭典さんに会えるのが楽しみ。ひとつでも多く勝てたら」と心待ちにしていた。

 大原孝・競技委員長「渇水が続いた影響で藻が発生し、釣りづらい状況だったと思う。決勝に進出した4人はしっかりと下見をし、川に合った釣りをした。さすがだ。馬瀬川は仁淀川と違って放流河川。大きな石がゴロゴロしていて、こことは別の釣りになる。そこに注意を払い、決勝大会は上位目指して頑張ってください」

仁淀川予選を勝ち抜いた(左から)森下、藤原、川﨑、西森の4選手
瀬に立ち込んで掛けたアユを取り込む選手
第1ブロック黒瀬で予選突破を目指して選手たちは懸命にアユを追った
仁淀川予選・大原競技委員長
すべての写真を見る 4枚

ライフ

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請