J1磐田、突発性難聴で戦列離脱のFW大津祐樹に捧げる16強

スポーツ報知
先制ゴールを決め相撲ポーズをする磐田MF黒川

◆天皇杯▽3回戦 磐田1―0湘南(22日・レモンS)

 J1ジュビロ磐田は、J1湘南を1―0で下し2年連続16強へと駒を進めた。MF黒川淳史(24)のゴールで先制。その1点を守り切り、前日に突発性難聴と診断されたFW大津祐樹(32)に捧げる勝利となった。

 磐田のFW大津に勇気の勝利を届けた。突発性難聴で戦列を離脱している戦友に、敵地に駆けつけたジュビロサポーターが「俺たちは大津祐樹を待っている」と横断幕を掲げた。試合前には、ゲームキャプテンのMF山本康裕(32)が、背番号11のユニホームを握りしめて写真撮影。魂を奮い立たせピッチへと入った。

 前半5分、MFドゥドゥ(25)のパスをペナルティーエリア内で受けたMF黒川が気迫のスライディングシュート。同大会2試合連発に「勝ち切れることは良いこと」と白い歯を見せた。後半は4トップで攻め込む湘南を体を張った守備で守り切り、公式戦2度目の完封勝利。対湘南今季4度目で初勝利を飾り「大津の横断幕」の前で勝利の記念撮影。MF金子翔太(27)は「祐樹君のために戦う」と誓った。

 2年連続16強を果たし、来月13日の天皇杯4回戦では川崎を破ったJ2東京Vと対戦。次のリーグ戦は、25日にアウェーで川崎戦(午後7時、等々力)。公式戦2連勝と波に乗るジュビロ。伊藤彰監督(49)は「きょうの勝利は(大津)祐樹も喜んでくれたと思う」。昨季リーグ王者から一丸となり、今季初のリーグ戦連勝をもぎ取る。(森 智宏)

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