【高校野球】浜松西、“大谷流”でスイングスピードアップ…静岡県全チーム紹介「甲子園へ夏きゅん」

スポーツ報知
41年ぶりの甲子園を目指す浜松西ナイン

 浜松西が“大谷流”で進化した。昨年、バットのグリップに装着することでスイング速度や角度などを測定できる装置を購入。エンゼルス・大谷翔平も活用するもので、佐藤光監督(48)が「数字によってやる気を引き出せる」と笑うように、ナインは競い合って打撃力を磨いてきた。

 きっかけは秋の県大会だ。3位決定戦で静岡に6―9で敗れ、東海切符を逃した。伊藤聡汰主将(3年)が「同じ土俵に立っていなかった」と振り返ったように、体格差を痛感。冬のテーマを「フィジカルと打撃」に設定した。3番でチームの打撃リーダーを務める龍野太優外野手(3年)は「身長マイナス95キロの体重がないと甲子園には行けない」と1日10合の米を腹に収め169センチ、78キロに。伊藤も週6度のウェートトレに励み、8キロ増量した。

 龍野は今春、スイングスピードが5キロ上がり140キロに到達。「速いボールに振り負けなくなった」と県岐阜商との練習試合でソロアーチをマークした。同じく140キロに伸ばした不動の1番・伊藤も「打球が一気に速くなって、内野手がはじいてくれるようになった」と実感している。

 指揮官の方針で日々のメニューは伊藤や龍野ら幹部選手が話し合って決めている。今夏のターゲットは秋、そして春の県2回戦でも敗れた静高だ。伊藤は「確実に差は埋まっている」とうなずき、龍野も「倒さないといけない相手」と力を込める。甲子園出場なら41年ぶり。豪打を連発し、相手投手陣を震え上がらせる。

(武藤 瑞基)

野球

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請
×