北海道で生き生きと活動するあらゆる分野のサークル、チーム、教室などを随時紹介。笑顔を絶やさず仲間との時間を大切に、絆(きずな)を深めていく姿を届けていく。今回は「蹴道チアダンスクラブ」(札幌市)
4歳から小学3年生までの女の子が、元気いっぱいに、練習場所の体育館を所狭しと動き回る。全身を使って表現するチアダンス。クラブのモットーは「楽しみながら継続し、上達を目指す」。楽しむことが自主性につながると考えている。経験がなくても踊ることが好きであれば誰でも始められる。
コーチの中道あかりさんは、バトントワリング、チアダンスを経験し、さらによさこいチームのメンバーでもあり、踊ることが大好きだ。「踊る人も見ている人も元気になれるのがチアの魅力です。かわいい衣装に身を包み踊れるのも人気ですね。誰でも簡単にトライできると思っています」と話した。レッスン中も優しく子どもたちに声をかける。コーチだが、お姉さんのような存在でもあり、休憩中でも子どもが近寄ってくる。
新発寒スクールの小学3年の伊藤芽衣香さんは「踊っている時はすごく楽しいし、その前のストレッチも楽しいです。みんな仲良しだし、本当に楽しいです」と楽しいという言葉を何度も繰り返した。スタッフと子どもたちが一体となって活動しているクラブだ。
◆蹴道チアダンスクラブ 2015年に設立し、現在は札幌を中心に6地域でスクール活動を展開中。指導するスタッフは明るく経験豊富。あいさつなどの礼儀もしっかり教える。保護者がレッスンを見ることも可能だ。楽しむだけでなく、大会に参加する競技チームもある。活動場所ははっさむ地区センター、新発寒児童会館など。問い合わせはTEL011・590・1149まで。