神戸が22日、ロシアによるウクライナ侵攻を受けての特例措置の移籍でロシア1部ロストフから期限付きで加入している元日本代表MF橋本拳人に関して、残留交渉に入る意向を明かした。当初、契約期間は今月いっぱいで満了だったが、国際サッカー連盟(FIFA)は21日、特例措置を来年6月末まで1年間延長することを発表。これを受けて、クラブ幹部は「我々にとっては非常に朗報。早急に交渉していきたい」と言葉に力を込めた。
FIFAは今年3月、ロシアとウクライナの2国のクラブに所属する外国籍選手・監督について、現行の契約に関係なく一時的な契約停止と他国クラブへの移籍を認めると発表。この制度を使い、橋本は3月末に神戸に入団した。