藤井聡太五冠、新設の名古屋将棋対局場でA級白星発進 101手で佐藤康光九段破る

新設された名古屋将棋対局場で佐藤康光九段と順位戦A級1回戦戦う藤井聡太五冠(提供・日本将棋連盟)
新設された名古屋将棋対局場で佐藤康光九段と順位戦A級1回戦戦う藤井聡太五冠(提供・日本将棋連盟)

 将棋の藤井聡太五冠=竜王、王位、叡王、王将、棋聖=が22日、愛知・名古屋将棋対局場で第81期順位戦A級1回戦で後手の佐藤康光九段を101手で破った。

 対局場は、藤井の地元・愛知のJR名古屋近くに立つ「ミッドランドスクエア」の25階に新設され、この日がこけら落とし。東海地区の将棋史にも刻まれた勝利となった。

 佐藤が2筋に飛車を振った後手向かい飛車。夕食休憩直前に、藤井が3筋に飛車を動かしてから徐々に優位に立ち、長丁場の戦いを押し切った。

 順位戦では昼食、夕食の2度の休憩があるが、対局場は出前を注文する事ができず、日本将棋連盟が弁当を用意。藤井は昼食に「油淋鶏(ユーリンチー)弁当」、夕食は「牛すき焼弁当」を選んだ。

 藤井は2017年度に順位戦に初参戦し、C級1組のみ2期経験したが、ほかはすべて1期抜けで昇級した。A級は初参戦だが、優勝すれば渡辺明名人=棋王=への挑戦権を獲得。渡辺との七番勝負を制すると、谷川浩司十七世永世名人の21歳2か月を超える20歳11か月での史上最年少名人になる。藤井は次戦、菅井竜也八段と後手番で対局する。

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