元世界王者・古川夢乃歌は4年8か月ぶり復帰戦飾れず「体格差あるのに打ち合ってしまった」

スポーツ報知
阿比留(左)を攻める古川夢乃歌

◆プロボクシング ▽女子スーパーフライ級(契約体重51・2キロ)6回戦 〇阿比留通子 (判定) 古川夢乃歌●(22日、東京・後楽園ホール)

 元WBA女子世界アトム級(46・2キロ以下)王者・古川夢乃歌(ゆのか、山木)は阿比留通子(世田谷オークラ)に6回判定負け。4年8か月ぶりのボクシング復帰戦を白星で飾れなかった。

 ジャブで距離を測りながらチャンスをうかがった古川は、打ち合いにも応じるなど闘志を見せたが、阿比留の的確なワンツーにポイントを献上。ジャッジ1人は57―57だったが、2人は58―56、59―55で阿比留に軍配を上げた。

 「スタミナが原因かな?久々で緊張もあった。体格で負けていたのに、戦おうとしたのは良くなかった。すごく楽しかった。でも、打ち合いに勝てるとは思わないのに、打ち合ってしまった」と古川。1回、2回と上々の滑り出しだったが、久々のリングに、思った以上にスタミナを消費してしまった。当日計量で相手とは体重差が3キロもあったという。

 愛知・一宮市出身の28歳。2012年4月に尾張水野ジムからデビューし、引き分け。4戦目からワタナベジム所属となり、16年2月に女子東洋太平洋フライ級王座獲得。同年12月には西村聡美(折尾)に3回TKO勝ちして、WBA女子世界ライトミニマム級(アトム級)王座を獲得した。初防衛後の17年10月、階級を上げてIBF女子世界フライ級(50・8キロ以下)王者レオネラ・ジュディカ(アルゼンチン)に挑んだものの、0―3の判定で敗れた。その後、警備会社に就職した。格闘技好きだった会社の社長からの勧めもあって、新たな挑戦としてキックボクシングを始めた。RISEのリングにも上がった。

 だが、再びボクシングで世界を目指すことを決意。元世界2階級制覇王者・天海ツナミが所属する山木ジムの門をたたき、昨年夏頃からボクシング練習を再開していた。

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