大谷翔平、日本人最多8打点 6回14号3ランに9回同点15号3ラン…エ軍は延長11回惜敗で3位転落

スポーツ報知
6回に3ランを放ち出迎えられる大谷(左)(ロイター)

◆米大リーグ エンゼルス11―12ロイヤルズ=延長11回=(21日・アナハイム=エンゼルスタジアム)

 エンゼルス・大谷翔平投手(27)が21日(日本時間22日)、本拠のロイヤルズ戦に「3番・DH」でフル出場し、9回の同点弾を含む2本の3ランを放つなど、日本人メジャーリーガー史上最多の8打点をマークした。この日、発表されたオールスター(7月19日=日本時間20日・ロサンゼルス)のファン投票第1回中間発表では、ア・リーグDH部門で約28万票差の2位。逆転での2年連続選出へギアを一気に上げてきた。

 三塁側のエ軍ベンチを指さし、大谷はゆっくりとダイヤモンドを回った。3点を追う9回1死一、二塁、この試合2発目の同点3ラン。「ランナーがいたので、しっかりと自分の間合いで振ることを意識しました」。土壇場で飛び出した134メートルの特大弾に、本拠地は興奮のるつぼと化した。

 “ワンマンショー”だった。5点を追う6回無死一、二塁の3打席目には、出場試合では8戦ぶりとなる14号3ランを右中間へ。7回、延長11回には犠飛で走者を迎え入れ、日本人メジャーリーガー史上最多8打点と大暴れした。1試合2発は今季4度目で、メジャー通算10度目。19日(日本時間20日)までは3戦連続無安打だったが、一気に調子を取り戻した。

 試合前に発表された球宴ファン投票の第1回中間発表では、ア・リーグDH部門で2位。アストロズ・アルバレスに約28万票差をつけられた。リーグ7位の打率3割1分2厘、同3位の19本塁打、49打点のライバルに独走を許しているが、6月は昨季13本塁打を量産した得意の季節。「投票してくれたらすごいありがたいこと。励みにして一試合一試合頑張りたい」と逆転での2年連続球宴選出に向けてギアを入れ直した。

 2発を含む3安打8打点と大活躍したが、チームは投手陣が計12失点と崩れ、延長で惜敗した。米メディアによると、8打点を挙げた選手がいながら一度もリードできずに負けたのは1920年以降、100年以上で初めての珍事。「欲をいえばもっといい打席に…。特に犠牲フライの打席は、ヒットでつなげればもっと点が取れたと思う。そういうところはひとつ反省かなと思います」と貪欲に話した。

 エ軍は2連敗で3位に転落。試合終了は午後10時53分だったが、大谷は翌22日(同23日)に6勝目をかけて先発登板する。「なかなか(投打が)かみ合っていなかったですけど、打線もチャンスを多くつくっていましたし、いいところもたくさんあったので切り替えて、あした頑張りたいです」。直近2度の登板は14連敗、3連敗を止めた。好調に転じたバットでも自らを援護し、真のワンマンショーを見せてくれそうだ。

 ◆MLB球宴のファン投票 2段階に行われて実施される。1次投票は米東部時間30日午後2時(日本時間7月1日午前3時)までで、各リーグの最多投票選手は球宴でのスタメン入りが決まる。最終決戦となる2次投票は7月5~8日に行われ、1次投票で決まった各ポジション以外の各2人(外野は6人)ずつが進み、各8人がスタメンに決まる。現時点で各リーグの最多投票はアがジャッジ(ヤンキース)、ナがベッツ(ドジャース)の両外野手のため、最終決戦には各ポジション2人、外野は4人が進む。投手と途中出場選手は選手間投票とMLB機構選出によって決まる。

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