◆第63回宝塚記念・G1(6月26日、阪神・芝2200メートル)追い切り=6月22日、美浦トレセン
4戦連続のG1参戦で初の頂点を狙うヒシイグアス(牡6歳、美浦・堀宣行厩舎、父ハーツクライ)は、Bダートコースを1周半し、入念に体をほぐしてから単走でWコースへ。序盤はゆったりとしたペースで運んだこともあり5ハロンは68秒4だったが、ラスト1ハロンは馬なりで11秒9をマークした。
4週連続で乗ったダミアン・レーン騎手は「乗るごとにステップアップしている。追い切りの手応えは良かったし、動きには満足している」と合格点を与えた。
一昨年の石和特別(4歳以上2勝クラス)での勝利時以来、約2年ぶりのコンビとなる鞍上は「2年前に乗った時とは別の馬。間違いなく良くなっている」と成長を感じていた。