J1札幌MFガブリエルシャビエル、天皇杯3回戦J2甲府戦先発有力「重要な試合」

左足でパスを出す札幌MFガブリエルシャビエル(カメラ・川上大志)
左足でパスを出す札幌MFガブリエルシャビエル(カメラ・川上大志)
甲府戦へ調整するガブリエルシャビエル
甲府戦へ調整するガブリエルシャビエル

 J1北海道コンサドーレ札幌は21日、札幌ドームサブGで練習し、22日の天皇杯3回戦・J2甲府戦へ移動した。シャドーで先発有力なMFガブリエルシャビエル(28)は、リーグ3連敗を喫した18日の川崎戦を退場による出場停止で欠場。「私にもチームにも重要な試合」と位置づける背番号18が、胃の痛む思いで指揮を執るミハイロ・ペトロヴィッチ監督(64)に、勝利という最高の薬を届ける。

 敵地ゆかりの武将のごとく、ガブリエルシャビエルは大事な決戦へ静かに準備を整えた。前日練習でシャドーの一角に入ると、火のように激しく、風のように俊敏にゴールを狙った。18年以来4年ぶりの16強入りを懸けた甲府戦。「結果を出すことで私も札幌も流れは変わる。チームのために戦うだけ」と腕をぶした。

 鳴り物入りで加わったアタッカーも悔しいシーズンを送っている。17~21年の名古屋を経て、今季新加入した。開幕前から期待されてきたが、ここまでリーグは13戦出場で先発7戦のみ。得点もルヴァン杯グループS京都戦(4月20日、4〇1)の2点にとどまり、不動の地位には至っていない。「もっと貢献しないとダメ」と働きぶり、立ち位置に到底納得していない。

 5月29日のリーグ神戸戦(1●4)は後半28分の途中投入からわずか3分で一発退場。中断明けで今季折り返しの同川崎戦(2●5)に同行できず、今季初の3連敗は外から見つめるしかなかった。失点、敗戦直結のミスや退場も重なっている現状。「最近は胃の調子が少し悪い」とこぼす指揮官の気苦労も痛いほど分かっている。「神戸戦のレッドカードで迷惑もかけたので。ここが大事な分岐点。チームに得点、勝利を届けられるよう、ベストを尽くしたい」。助っ人でも、心構えとプレーはさながら風林火山。みそぎの活躍で流れを変え、勝ち名乗りを上げにいく。(川上 大志)

 【ペトロヴィッチ監督に聞く】

 ―中3日で天皇杯を迎える。

 「ケガ人もまだ何人かいる中での連戦。リーグ3連敗中で状況が良いとは言えない。甲府への移動もあるし、次のリーグG大阪戦(26日)も考慮しながらチームを編成しなければ」

 ―現状打破へ大事な一戦。

 「今の我々は“失点病”にかかっているようだ。この前も川崎の攻撃力に崩されたなら仕方ないがマイボールを相手に渡すなどミスが重なり、戦術的理由を見つけるのが難しい全5失点だった。これは練習で簡単に改善できるものじゃない。各選手の意識と、前向きな結果を得ることでしか方法はないかもしれない」

 ―タフな日程は続く。

 「腰が痛い、足が痛いはあるけど、私が試合に出るわけではないし、選手に比べれば大丈夫。ただ、最近は胃の調子が少し悪いかな。ストレスもあるだろうし、塩コショウが多いとかブラックコーヒーを飲みすぎとか、年齢もあるんでしょう。もう少し健康的な生活をしないといけないね(笑い)」

左足でパスを出す札幌MFガブリエルシャビエル(カメラ・川上大志)
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