WWE帰りのKUSHIDA、3年ぶり新日復帰「残りのプロレス人生の時間のすべてを新日に捧げます」

スポーツ報知
新日再入団を表明したKUSHIDA(カメラ・中村 健吾)

◆新日本プロレス「NEW JAPAN ROAD」大会 ▽IWGPジュニアヘビー級選手権試合60分1本勝負 〇石森太二(36分20秒 ブラディークロス→片エビ固め)高橋ヒロム●(21日、東京・後楽園ホール、観衆1380人札止め)

 メインイベントのIWGPジュニア王座戦で「BEST OF THE SUPER Jr.29」優勝の高橋ヒロムを下し、初防衛を果たした石森太二の前に、2019年1月に新日を退団、米トップ団体・WWEに移籍したKUSHIDAが登場。挑戦表明する一幕があった。

 36分超えの死闘の末、必殺のブラディークロスでヒロムを撃破。新日ジュニア最強の座初防衛を果たした石森がマイクを持ち、「(エル・)デスペラードとヒロムのトップ2人を倒したってことは次のチャレンジャー、いねえんじゃねえの?」と絶叫した直後だった。

 突然、場内にKUSHIDAの入場曲が流れると、黒のシャツに白のパンツ姿のKUSHIDAがリングイン。マイクを持つと、「お久しぶりです」と満員札止めの観客にペコリ。「今、新日との契約書にサインしてきました。ロスに引っ越して、残りのプロレス人生、新日の発展に捧げます」と新日再入団を宣言すると、大きな拍手に包まれた。

 その上で「石森さん、強過ぎて次の挑戦者いないんなら、僕が…」と名乗りを上げた所で石森が激怒。KUSHIDAの胸を押し返すと、「いきなり戻ってきて挑戦は虫が良過ぎるよ。おまえが挑戦者にふさわしいか。俺がじっくり査定してやる」と返事は保留した。

 バックステージで取材陣に「お久しぶりです」と再び頭を下げたKUSHIDA。

 「(新日の創設者の)アントニオ猪木さんは『ジャングルを守るよりジャングルを作れ』と言いました。残りのプロレス人生の時間のすべてを新日に捧げます」と宣言。米オーランドの自宅からロサンゼルスに転居し、試合のたびに来日。過去、6度に渡ってジュニア王座に君臨してきた新日に本格復帰することを明かした。

 「ベルトを獲らないと新日の中で居場所はない。居場所確保のためにベルトを獲ります」と気合の表情で話したKUSHIDAだったが、続いてバックステージに現れた石森は「俺がいる限り、ジュニアの誰にも勝手はさせねえ。KUSHIDAよ。俺が時間をかけて、おまえを査定してやる。それがチャンピオンの権限だ。すぐに挑戦はない!」と怒りもあらわに言い切っていた。
(中村 健吾)

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