【オリックス】紅林弘太郎が、勝ち越しとなる2号ソロ「めっちゃうれしいです」天敵・石川に5年ぶり土つけた

スポーツ報知
7回無死、左越え勝ち越しソロ本塁打を放った紅林弘太郎

◆JERAパ・リーグ オリックス4―3ソフトバンク(21日・京セラドーム)

 乾いた快音が勝利を決めた。「めっちゃうれしいです」。ニタッと笑ったのは紅林だ。1―1の7回先頭、1ボールからのカットボールを打ち砕いた。左翼へ一直線の勝ち越し弾。4月26日の日本ハム戦(東京D)以来となる2号ソロは、ソフトバンク戦で初アーチというオマケが付いた。

 先発の石川は顔も見たくないような天敵で、リリーフ時代の17年4月15日に敵地・ヤフオクDで土をつけたのが最後だった。20歳の一撃が勢いを生み、杉本の右前適時打などでさらに2得点。連敗を9で止めた相手右腕に対し、28試合ぶりとなる白星だった。

 宮城とそろい踏みした試合後のお立ち台。同期入団のサウスポーに一発かまされた。「僕の(先発の)時とか結構、ダブルプレーとか多くて…。打つのかなぁ、と思っていつも見てるんですけど。本当に打ってくれて助かりました」。決勝アーチ直後のベンチ前では、ハイタッチ寸前でクルリと背を向けられた。日頃からサッカーゲームでも真剣に競い合い、2月のキャンプ休日には2人並んで釣り糸を垂らしたほどの仲良し。「ちょっと流れを変えよう」と、この日の行き帰りは初めて宮城の愛車に乗った。同学年の良さを問われ「テンポがいいかなぁと。それぐらいですね」と、あえてそっけなく返したのも照れ隠し。きっちり6勝目を贈った。

 4試合連続安打でも、まだ打率は1割8分9厘。「振らなくて当てにいくという、最低の打撃」と手厳しかった中嶋監督も「思い切って振れるようになってきた」と、まな弟子をちょっとだけ褒めた。まずは4つ残っている借金の完済。投打のスター候補が流れを呼び込んだ。(長田 亨)

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