◆JERAセ・リーグ 中日2―1ヤクルト(21日・バンテリンドーム)
ヤクルトが、5月5日の阪神戦(甲子園)以来となる今季3度目のサヨナラ負け。連勝は8で止まった。
1―1の延長10回から2番手で今野が登板。2死一、二塁で、溝脇に右前打を許し、満塁のピンチを招いて降板。ここまで22試合で防御率0・00の田口が3番手でマウンドに上がった。田口は、代打・三ツ俣を2球で追い込んだが、1ボール2ストライクから、146キロ直球を左前にはじき返されて、サヨナラ負け。マウンドで膝をついた鉄壁左腕だが、高津監督は「しょうがない。今までも、これからも頑張ってくれると思う」と信頼は変わらなかった。
チームの連勝は今季最多の8でストップ。2位の巨人も敗れたため、9ゲーム差は変わらず、首位を独走。高津監督は「継投もすごく難しかったですし、よく守ったりしてのロースコアだったと思う。あした、また粘り強く頑張りたいと思います」と前を向いた。