【宝塚記念】豪州の名手レーン騎手、短期免許最終週にヒシイグアスをG1初制覇に導く

スポーツ報知
今週が短期免許ラストのレーン。ヒシイグアスとのコンビが不気味だ

◆第63回宝塚記念・G1(6月26日、阪神・芝2200メートル)

 G1馬5頭がスタンバイする第63回宝塚記念。それでもG1で1番人気が目下12連敗中だけに伏兵から目が離せない。ヒシイグアスに騎乗するダミアン・レーン騎手(28)=豪州=が怖い存在だ。28日に短期免許の期限が切れるだけに今週がラスト。自身3年ぶり2度目となる春のグランプリ制覇で華麗に締めくくるか。

 まだG1タイトルのないヒシイグアスをオーストラリアの名手が頂点に導くか。レーンは2年ぶりに短期免許を取得して、4月30日から日本でプレー。このわずか2か月で21勝を挙げて関東リーディング10位まで躍進。4日の鳴尾記念(ヴェルトライゼンデ)でJRA通算10勝目となる重賞を手にすると、19日にはJRA通算100勝もマーク。変わらぬ存在感を示し続けている。

 今回の短期免許で最終週となる宝塚記念はヒシイグアスとの2度目(20年4月2勝クラス《1》着)のコンビ。追い切りには3週続けて騎乗し、人馬の呼吸を深めている。16日の1週前は美浦・Wコースでラスト1ハロンを馬なりで10秒9。抜群の伸びを披露した相棒に「前向きでフットワークも動きもいい。直線の反応を確かめたが、反応は良かった」と手応えを感じていた。

 宝塚記念は初来日の19年にリスグラシューで制し、その後の豪G1、有馬記念までコンビを継続し3連勝。日本での地位を確たるものにするきっかけとなった思い入れ深いG1だ。「豪華ラインナップのなかで、どんな競馬をするか楽しみ」とヒシイグアスへの期待値も当然高い。

 天皇賞・秋(5着)、香港C(2着)、大阪杯(4着)と直近3戦のG1でも健闘しているハーツクライ産駒。レーンのひと押しがあれば悲願達成は十分に可能だ。(西山 智昭)

 ◆ダミアン・レーン(Damian Lane)1994年2月6日、オーストラリア生まれ。28歳。15歳で豪州の騎手免許取得。13年に重賞初制覇を飾り、14年にはクラークチャリティーCで初のG1タイトルを手にした。日本での初騎乗は2019年4月。JRAではG1・3勝を含む重賞10勝。

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