J1神戸は商店街とコラボイベントで地域活性の一助に…関西4クラブに聞いた コロナ禍からの打開策

スポーツ報知
神戸の本拠地・ノエビアスタジアム神戸

 日本代表などの活動期間を終えて、J1リーグは18日から再開し、前半の17節を終えた。新型コロナウイルスの影響で一時期は無観客開催を強いられたスタジアムには客足が戻りつつあり、一部で「声出し応援」の実証実験も行われている。関西4クラブに、コロナ禍での現状と新たな方策を聞いた。

 リーグ戦では最下位と低迷する神戸。集客においては、芹田晋平広報部長兼マーケティング部部長は「去年からはすごく戻っていますが、(コロナ禍以前の)2019年の平均からすれば3割弱は減っている」と分析する。そうしたなか、夏休み期間唯一のホームゲームとなる7月30日の柏戦(ノエスタ)では地元商店街と連動した取り組みを行う。

 当日は、新長田エリアでコラボスタンプラリーを開催。街を探索しながら新たな発見をしてもらい、試合後には三宮センター街で開かれる「ヨルバル」との企画を実施。試合前後でも楽しんでもらえる時間をつくる一方、サポーターが街に繰り出すことで地域の活性化につながれば、という狙いもある。

 担当者であるスタジアム本部スタジアムエンターテイメント部ホームタウングループマネージャーの米沢崇さんは「街を絡ませる企画は簡単そうでなかなか実現できなかった」と新たな試みに笑顔。「地域との連携をさらに深めて来年、再来年と続けていければ」と話した。

 ◆本拠地と観客動員 神戸の本拠地は2001年から使用する「ノエビアスタジアム神戸」(3万132人収容)。ホーム平均観客数は19年の2万1491人から、無観客や50%などの入場制限があった影響で20年は6042人、21年は7120人。現在、関西4クラブの本拠地はすべて2万以上収容可能の専用スタジアム。神戸のほか、G大阪、C大阪もコロナ前の水準に届いていないが、京都は20年の新スタジアム完成、今季からのJ1昇格で19年より観客動員は上回っている。

■「声出し応援」再開 エリア&人数を順次拡大へ

 〇…Jリーグは5月、コロナ禍で禁止していた声出し応援の段階的導入を決定した。今月11日のルヴァン杯プレーオフステージ・鹿島―福岡戦(カシマ)、翌12日のJ2・東京V―岩手戦(味スタ)でホーム、ビジター計3000人までの声出し応援エリアを設置。前後左右を1席ずつ空けた配置とし、不織布マスクを着用した上で実証実験が行われた。7月はJ1、J2の6試合で検証され、同エリアは7000人まで拡大される予定。8月中には希望するクラブ全てが同エリアを導入できるよう進める。

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