◆新日本プロレス「NEW JAPAN ROAD」大会(20日、東京・後楽園ホール、観衆542人)
メインイベントのIWGPジュニアタッグ王座戦で、挑戦者のフランシスコ・アキラ、TJP組が3度目の防衛を目指した田口隆祐、マスター・ワト組を下し、王座を奪取した。
「ユナイテッド・エンパイア」軍のTJPとアキラは流れるような連携を披露。終盤、アキラが田口をラ・ケブラーダで分断すると、最後はTJPとアキラの合体技・ザ・リーニングタワーがワトにさく裂。3カウントを奪った。
試合後、アキラは「このIWGPの名のつくベルトを巻くことが俺の生涯の夢だった。史上初のイタリア人のIWGPチャンピオン。歴史を作った」と話した。
優勝者が26日(日本時間27日)の米シカゴ大会で行われる初代王座決定4WAYマッチに進出するAEWオールアトランティックチャンピオンシップ進出トーナメント1回戦は石井智宏とクラーク・コナーズが勝ち、21日の決勝進出を決めた。
▽20分1本勝負
〇アーロン・ヘナーレ(5分06秒 アルティマ)藤田晃生●
▽8人タッグマッチ30分1本勝負
〇EVIL、高橋裕二郎、SHO、ディック東郷(9分42秒 EVIL→片エビ固め)後藤洋央紀、YOSHI―HASHI、矢野通、YOH●
▽6人タッグマッチ30分1本勝負
〇鷹木信悟、内藤哲也、SANADA(8分38秒 パンピングボンバー→体固め)オカダ・カズチカ、中島佑斗、大岩陵平●
▽タッグマッチ30分1本勝負
〇高橋ヒロム、BUSHI(9分23秒 D)石森太二、外道●
▽AEWオールアトランティックチャンピオンシップ進出トーナメント1回戦・時間無制限1本勝負
〇クラーク・コナーズ(11分29秒 トロフィーキル→片エビ固め)本間朋晃●
▽同・時間無制限1本勝負
〇石井智宏(19分37秒 垂直落下式ブレーンバスター→体固め)金丸義信●
▽IWGPジュニアタッグ選手権試合30分1本勝負
〇フランシスコ・アキラ、TJP(24分15秒 ザ・リーニングタワー→片エビ固め)田口隆祐、マスター・ワト●
※アキラ組が新王者に。田口組は3度目の防衛ならず