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【宝塚記念】昨年の年度代表馬エフフォーリア復権へ 鹿戸調教師「能力は1番だと思っている」

宝塚記念が正念場になるエフフォーリア
宝塚記念が正念場になるエフフォーリア

◆第63回宝塚記念・G1(6月26日、阪神・芝2200メートル)=美浦トレセン

 前走の大阪杯は9着とよもやの敗戦を喫したエフフォーリア(牡4歳、美浦・鹿戸雄一厩舎、父エピファネイア)が復権へ向け、着々と態勢が整えられている。8日の美浦・Wコースでの2週前追い切りでは4コーナーで僚馬の内に進路を取った。最後の直線では持ったままの僚馬に対し、鞍上の手は激しく動く。ゴール手前で何とか追いついて併入に持ち込んだものの、反応という点ではやや物足りなさが残った。

 15日の1週前追い切りには横山武史騎手が騎乗。3頭併せの真ん中に入り、最後の直線ではびっしりと追われラスト1ハロンは11秒1の伸び脚。いい頃に比べるとまだ反応は今ひとつの印象だが、強めに負荷をかけられたことで変わってきそうだ。「動けないというわけではないけど、良い意味でも悪い意味でも大人しくなりすぎています。かからないし、乗りやすいけど、本来のこの馬の姿ではないですね」と鞍上。いいエフフォーリアを知るだけに求めるハードルは高い。

 鹿戸調教師は「3頭併せの真ん中で反応していたし、しっかり負荷はかけられた。時計的にも動いている。少しずつズブい面を出しているので、最後はジョッキーは怒ってやっていたね。でも、馬自体には余裕があったし、1コーナーを過ぎてからも余裕があったからね。能力は1番だと思っている」と力強く言い切った。

 大阪杯ではゲート内で暴れて顔面を強打するなど、いろいろとかみ合わずキャリア8戦目にして初の大敗を喫してしまった昨年の年度代表馬。前走に続く阪神の舞台でリベンジを果たし、再び現役最強を誇示したいところだ。

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