1組は東海大がトップ 東洋大は6位…全日本大学駅伝関東選考会、20校で6月の本戦へ7枠争い

スポーツ報知
第1組、1着でゴールする東海大・吉田響(左)(カメラ・小林 泰斗)

◆全日本大学大学駅伝関東選考会(19日、神奈川・相模原ギオンスタジアム)

 本戦(11月6日、名古屋市~三重・伊勢市)の出場権7枠をかけて20校が参加。1万メートルのレースが4組行われ、各校2選手が出場して計8人の合計タイムで争う。

 第1組は4000メートルで東海大の吉田響(2年)が飛び出し、28分55秒63(速報値)の好記録でゴール。今年の箱根駅伝5区2位の実力を見せつけた。杉本将太(4年)も第2集団で粘り強く走りゴールした。吉田の独走によって東海大は第1組終了時点でトップ。エースの石原翔太郎(3年)、主力の松崎咲人(4年)を欠く中、絶好のスタートを切った。吉田は「石原さんら先輩がいないので自分がやらなければと思っていました。駅伝が大好きです。箱根駅伝では5区で『山の神』と呼ばれる選手になりたい」と汗を拭いながら笑顔で話した。

 2位に神奈川大、3位に国士舘大が続いた。

 昨年の本戦10位でシード権(8位以内)を逃し、2008年以来、14年ぶりに選考会に回った東洋大は梅崎蓮(2年)が3位と好走したが、序盤、レースを引っ張った木本大地(4年)が6000メートルで第2集団から遅れる苦しい展開で23位。チームとして6位のスタートとなった。

 例年6月下旬に開催される全日本大学駅伝関東地区選考会は、猛暑に見舞われることもあり、ゴールできずに途中棄権をする選手もいる。ハーフマラソンに各チーム12人が出走し、上位10人の合計タイムで競う箱根駅伝予選会と異なり、出走8人全員の1万メートルの合計タイムで競うため、ひとりでも途中棄権すると、その時点で伊勢への道は途絶える。古くは2005年に東海大、最近では2016年に神奈川大と創価大、2018年に中大が途中棄権し、本戦の出場権を逃した。この日、会場の相模原市の最高気温が29・2度。夕刻になっても暑さが残り、さらに強めの風も吹くタフなコンディションとなった。レース前、ある監督は「途中棄権のチームが出るかもしれない。我々も十分に注意したい」と厳しい表情で話していた。

 一定のペースで進む記録会とは異なり、レースの途中でペースが乱高下することが多く「速さ」より「強さ」が求められる選考会。伊勢行きの7枚の切符をかけた戦いは第1組から熱く繰り広げられている。

 第1組終了時点の成績は以下の通り。

 <1>東海大

 <2>神奈川大

 <3>国士舘大

 <4>城西大

 <5>駿河台大

 <6>東洋大

 <7>法大

 2秒01差

 <8>中央学院大

 <9>立大

<10>帝京大

<11>創価大

<12>日大

<13>日体大

<14>大東大

<15>山梨学院大

<16>拓大

<17>日本薬科大

<18>専大

<19>東農大

<20>上武大

 本戦には全国から25校とオープン参加の日本学連選抜チーム(東海を除く)と東海学連選抜チームを含めた27チームが出場。昨年の本戦で優勝した駒大を始め、2位・青学大、3位・順大、4位・国学院大、5位・東京国際大、6位・早大、7位・明大、8位・中大はシード校。関東地区からは計15校が本戦に出場する。

スポーツ

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請
×