【中日】根尾昂、岡本和真K斬り、投手転向後初登板「ジャイアンツ戦で投げられたことが僕の中で大きい」

スポーツ報知
9回2死、岡本和を空振り三振に仕留めた根尾(手前)(カメラ・今成 良輔)

◆JERAセ・リーグ 中日3―5巨人(19日・バンテリンドーム)

 投手に転向した根尾が本格的なデビュー戦を鮮やかに飾った。4点ビハインドの9回2死。背番号7が初めて本拠地のマウンドへ。球界屈指の強打者・岡本和に挑み、149キロで空振り三振を奪った。

 「バンテリンドームで、ジャイアンツ戦で投げられたことが僕の中で大きい。ドラゴンズとジャイアンツ。ファンも熱くなれる試合。より気合は入った」。試合後も目をやや充血させ、興奮気味に話した。

 「(捕手の)木下さんの構えたところに投げるだけだった。もちろん(岡本和が)すごい打者と分かっている。自分のやれることをやって帰ってこようと」

 臆することなく、初球は149キロ直球でストライク。2球目はスライダーで空振りを奪った。4球目のボール球は151キロ。“お試し登板”だった過去2試合の150キロを上回り、大阪桐蔭高時代を通じても実戦最速を出した。最後は高めの速球を振らせ、プロ3試合連続で無失点とした。

 まだ登録は「外野手」のままで、その裏、2点差の1死一塁では代打を送られず、“元野手”として打席へ。大勢に3球三振だったが「(中継ぎから)ステップアップして、先発になったとき、打者として打席に立てる。そこに向けてじゃないですけど、いい経験になった」と、“二刀流”へも前を向いた。

 13日に投手転向を発表した立浪監督は「投手コーチから2死から1人だけでもと(話があった)。岡本選手もやりにくかったと思う。ただ、こっちも戦力として計算していく。どんどん投げさせていきたい」。連勝は止まったが、バンテリンDは勝ち試合のような盛り上がりだった。(長尾 隆広)

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