接戦を制したペイシャエス(右から2頭目)
◆第27回ユニコーンS・G3(6月19日、東京競馬場・ダート1600メートル=良)
のちのG1馬を数多く輩出してきた3歳のダート重賞は、菅原明良騎手とコンビを組んだ7番人気のペイシャエス(牡3歳、美浦・小西一男厩舎、父エスポワールシチー)が重賞初制覇を飾った。道中は4番手を追走。窮屈になった直線で狭いところから割って出てくると、最後は後続の猛追を首差で封じた。勝ち時計1分35秒2。
2着は9番人気のセキフウ(ミルコ・デムーロ騎手)。8番人気のバトルクライ(戸崎圭太騎手)が首差で際どい3着争いを制した。3連単は62万4210円の大波乱となった。