湘南・町野修斗、J1得点ランクで日本人2位に浮上…忍者ポーズの理由は出身地が「忍者の里なので」

湘南・町野修斗
湘南・町野修斗

◆明治安田生命J1リーグ ▽第17節 湘南2―0FC東京(18日・レモンS)

 湘南のFW町野修斗(22)が、直近に出場した公式戦6戦6発となる得点を挙げ、2015年以来11戦ぶりとなるFC東京戦の勝利を呼んだ。後半25分にCKを頭で合わせ、J1得点ランクで日本人2位に浮上。日本代表は6月の4連戦で、センターFWの決定力不足を露呈したばかり。勢いに乗る22歳が、7月の東アジアE―1選手権での代表初招集へ向け、アピールを続ける。横浜MはG大阪に2―1で逆転勝ちし、リーグ前半の17戦を首位で折り返した。

 町野の勢いが止まらない。後半25分だ。左CKにニアサイドへ走り込むと、185センチの長身を生かして頭で合わせた。「ファーサイドに流すイメージで走った。完ぺきなコース」。直近に出場した公式戦6戦6発目。ボールがネットに吸い込まれるとゴール裏へ走り、両手を組んで人差し指を立てる忍者ポーズ。三重・伊賀市出身で「忍者の里なのでそれにちなんだ。地元の人が喜んでくれたら」。J1得点ランクでも日本代表FW上田綺世(鹿島)に忍び寄る日本人2位に躍り出た。

 日本代表は6月の4試合で上田、古橋亨梧(セルティック)らセンターFW候補のアピールが乏しく、主力の大迫勇也(神戸)もコンディション不良で招集外だった。7月のE―1はオール国内組で編成され、Jリーグで“旬”の選手に声がかかる可能性が高い。町野は、大迫不在で必要性が浮き彫りとなったポストプレーにもたけ、「修斗」の名前通り、シュートが売りで、打点の高いヘッド以外に右足にも自信を持つ。

 代表歴のない選手にとって、26枠となる見込みのW杯メンバー入りは狭き門だが、E―1で森保一監督(53)が“即戦力”と判断すれば可能性は広がる。チャンスが巡ってきた町野は「全員が目指す場所ではあるけれども、まずは目の前のことに全力で取り組みたい」。チームが17位と低迷する中、「あまり話をする方ではないので、結果で示していきたい」。寡黙なストライカーは静かに闘志を燃やした。

 J1デビューした昨季は4得点。飛躍へ、「昨年より練習から得点を意識した」ことが好調の要因だという。山口智監督(44)も「周りとの関係も生かせるようになってきた。守備も嫌なこともやっている」と成長に目を細める22歳。得点量産で、初代表の座を射止める。(山田 豊)

 ◆町野 修斗(まちの・しゅうと)1999年9月30日、三重県生まれ。大阪・履正社高を経て18年に横浜M加入。北九州を経て昨季、湘南へ。得意なプレーはターンからのシュート。利き足は右。185センチ、77キロ。血液型A。独身。

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