元大関・小錦が来日40周年パーティー「日本に感謝」 部屋の後輩の朝乃山にもエール「前を向くしかない」

スポーツ報知
来日40周年パーティーを前にポーズを取る元大関・小錦(左は千絵夫人)

 大相撲の元大関でタレントの小錦八十吉が18日、都内での来日40周年パーティーを前に取材に応じた。40年前のこの日に米ハワイから来日。「つらいと思ったことは一度もない。やりたいことをやっているんだから。日本に来て良かった。日本人になって良かった。日本に感謝ですよ」と頭を下げた。

 突き押しを武器に幕内優勝3回を誇り、1987年夏場所後には外国出身力士初の大関となるなど活躍。97年九州場所を最後に引退した。一番の思い出は前相撲の最初の取組といい、「頭から離れないね。恥ずかしくて怖くて…。あそこで負けていたらこの相撲人生はなかったかもしれないね」と思いを巡らせた。現役時代は数々のライバルとしのぎを削った土俵人生でもあった。「千代の富士、隆の里、琴風、(昭和38年生まれで花の)サンパチ組の(八角)理事長(北勝海)に北尾(双羽黒)、寺尾、梅ちゃん(琴ケ梅)…。すごい時代に相撲を取れたと思う」と感慨に浸った。

 また、現役時代に所属していた高砂部屋の後輩で、大相撲名古屋場所(7月10日初日・ドルフィンズアリーナ)から6場所連続出場停止明けで復帰する元大関の朝乃山にも言及した。小錦は「大関に戻るためにどうしたらいいか。昨日のことは忘れて、前を向くしかない。なるようにしかならないんだから」とエールを送った。

 最盛期には体重が285キロあった巨漢。一時期は「145~146キロまで減ったけど、今は180キロくらいあるよ」と笑った。今年の大みそかには59歳となり、来年は還暦を迎える。新型コロナウイルスの状況が落ち着いたら「兄弟分」という武蔵川親方(元横綱・武蔵丸)が師匠を務める武蔵川部屋の稽古を見に行き、力士たちに助言したいのだという。「これからはステップ・バイ・ステップ。一年一年を大切に、もっと体に気をつけてね」と話していた。

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