男子400メートルで静岡県勢表彰台独占、優勝・長葭、2位・中道、3位・鈴木「一緒にここまでこれたのがうれしい」…陸上東海高校総体

スポーツ報知
400メートル決勝は優勝した浜松開誠館・長葭(中央)ら県勢が表彰台を独占した(左は東海大静岡翔洋の2位・中道、右は浜松西の3位・鈴木)

◆陸上 東海高校総体第1日(17日、岐阜メモリアルセンター長良川陸上競技場)

 男子400メートル決勝で、県勢がワンツースリーに輝いた。長葭(ながよし)遥斗(浜松開誠館3年)が47秒15で優勝。2位には中道大貴(東海大静岡翔洋3年)3位に鈴木智也(浜松西3年)が続いた。3人は全国総体(陸上は8月開幕、四国)の出場権(6位以内)を獲得した。

 「静岡の力」を400メートルで3人が見せつけた。東海最速8人が集う決勝レース。最終コーナーで8レーン中道が横を見ると「静岡の決勝を思い出した」と4レーン長葭と5レーン鈴木の3人が横一戦のデットヒート。最後は1位長葭、2位中道、3位鈴木の順でフィニッシュし、それぞれが抱き合って健闘を称え合った。長葭は「全国でも3人でトップ3を目指したい」と、言い切った。

 小学校、中学校と県内でしのぎを削ったライバルが、表彰式では肩を組み仲良く記念撮影をし「知っている3人が一緒にここまでこれたのがうれしい」と口をそろえた。高校に入ってからも県選抜合宿などで同じ屋根の下で生活した最強ライバル。気心知れた3人が、初のインターハイ切符をワンツースリーでもぎ取った。

 先月の県総体決勝では、1位鈴木、2位長葭、3位中道の順位で表彰台を独占した。序列が目まぐるしく代わる3人だが、その中で頭ひとつ飛び抜けたのが長葭だ。10日に行われたU20日本選手権の400メートルを46秒75で優勝。大会前の自己ベストは47秒87だった男が予選では46秒71と1秒以上縮め、今季の高校ランク1位のタイムを出した。

 他の2人に火が付いた。同じ大会に出場していた中道は会場で記録達成を目撃し「(長葭の46秒71は)ヤバイな」と刺激。鈴木は「家で見ました。全国では下克上を狙いたい」と鼻息を荒くする。

 浜松開誠館・三輪徹久顧問(54)は「静岡は昔から400メートルは強い。3人の中からチャンピオンが出てほしい」と期待する。長葭は「全国1位のタイムを持っているので、そのままの勢いで優勝したい」。県勢トリオが全国でも表彰台を制覇する。(森 智宏)

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