【楽天】田中将大、日本ワースト4被弾&自己ワースト7失点で5回KO…「話にならない」6敗目

スポーツ報知
3回を終えた田中将大は、肩を落としベンチに戻る(カメラ・義村 治子)

◆パ・リーグ ソフトバンク9―4楽天(17日・PayPayドーム)

 まさかの光景が目の前に広がった。3―5の5回1死。田中将はグラシアルに投じた外角の直球を捉えられた。右翼テラス席に吸い込まれる打球をぼう然と見送ることしかできなかった。2打席連続で許した一発はNPBでは自己ワースト、メジャーでも2度しかない1試合4本目の被弾。6敗目を喫した右腕は「見ての通りですね。投げる球は高かったし、甘かったので。それにしてもホームランを打たれ過ぎですし、話にならない」。自身への怒りが言葉ににじんだ。

 出はなをくじかれた。0―0の初回2死。同じ88年生まれの柳田にスプリットを右翼テラス席に運ばれ、開幕から続いていた初回無失点が10試合でストップ。ここから歯車が狂い始め、持ち前の粘りと制球力も影を潜めた。

 2点のリードをもらった直後の3回裏。1死一塁からデスパイネに四球を許すと、牧原大に甘く入ったスライダーを捉えられ3ランを浴びた。続くグラシアルにはカットボールを右翼席に運ばれた。「いろいろと自分の中でもベストを尽くして少しでも形になるように」と思うような状態ではない中でも最善の投球を模索したが、自己ワーストタイとなる7失点KO。試合前までパ6位(1・99)だった防御率は2・68にまで悪化した。「変化球にしても曲がりもシャープではなかった」と分析したように、いつもの打たせて取る投球とはほど遠い内容で、ゴロアウトも犠打を除けばわずか2個にとどまった。

 カード初戦は10連敗。首位攻防の第1ラウンドを落とし、0・5差に迫られた。ダメージの残る“博多の惨劇”となった。(長井 毅)

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