◆JERAセ・リーグ 中日―巨人(17日・バンテリンドーム)
清原和博氏がラジオ解説のため球場を訪れ、投手に本格転向した根尾昂選手に熱烈なエールを送った。「ああいう良くも悪くも甲子園の大スターで。僕も同じ経験しましたけど、外野がワイワイ言いますけど、夢があって良いじゃないですか」と太鼓判を押した。
PL学園出身の清原氏と大阪桐蔭出身の根尾は高校時代に甲子園を沸かせ、主力として全国制覇を果たした共通点がある。
「野手を経験したからこそ、ピッチャーで生きることもあると思う。まだまだ若いしね。色んなことにチャレンジするのが、すごく素晴らしいこと」と分析。さらに「大谷選手が二刀流した時に、みんな否定的だったけど、ひっくり返っている。甲子園であれだけのことをやってのけた選手。僕はやってくれると信じている」と背中を押した。
清原氏はさらにPL学園の後輩に当たる立浪監督についても言及。「(根尾)本人とディスカッションして、一番良い方法を選んでいるでしょうから、それを外野がヤイヤイ言う問題じゃない。僕、色々コメント読んでいますけど、ずっと選手をかばっているじゃないですか。今まであんな監督いましたか? だから選手は甘えるんじゃなくて、監督のそういう気持ちに応えて欲しい」とナインの奮起を願っていた。