三浦大知インタビュー ロングバージョン<4>

スポーツ報知
インタビューに応じた三浦大知(カメラ・小林 泰斗)

 マルチ・パフォーマーの三浦大知(34)が歌うNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」の主題歌「燦燦(さんさん)」が8日に発売された。自身のルーツでもある沖縄が舞台のドラマだけに思い入れも強く「最後まで詞に悩み、昨年亡くなったおばあちゃんへの手紙を書く思いで作った」と振り返った。一昨年に中止となったツアーが再開されたが「配信でファンとつながっていたから気持ちが落ちなかった」とも。作詞から振り付けとマルチな才能を発揮していることには「自分はパッと思いつくタイプじゃなく、最後の一滴を何とか搾り出している」と生みの苦しみを口にした。仕事の他に趣味や家族のことも聞いた。(ペン・国分 敦、カメラ・小林 泰斗)

 <3>から続く

 4年前に話を聞いた時に「いつかグラミー賞を取りたい」と話していた。今は、JポップよりもKポップが世界の音楽シーンで人気になっているが…。

 「グラミー賞を取りたいって言ったのは、グラミーが欲しいというより『海外で自分の曲が、普通に日本語で流れたらいいな』という思いがあったからです。で、そういう未来が来た時にはたぶん、グラミーは近い所にあるんだろうなっていう気持ちでした。韓流でいえば、自分は負けてるみたいな気持ちはあんまないです。もちろん、いろんな記録や世界的に聴かれているとかありますが、いい音楽かどうかは再生回数で測れるもんじゃないと思う。何千回、何万回聴かれる素晴らしい曲もたくさんありますが、そこは間違えずにモノ作りしたいなっていう気持ちはあります」

 19年にkoki,の作曲した「片隅/Corner」をシングル化した。若い才能を引き上げているが…。

 「『彼女とコラボして、ああしてこうして』みたいな話よりも、普通にたくさんのデモテープを聞いている中で、すてきだったというシンプルな理由です。何となくkoki,ちゃんの作った曲みたいな話はあったような気がしますけど、どうだったかな、その辺りは覚えていませんね。今まで自分があんまりやって来なかったようなので曲だったの『一緒にやれたら面白いかも』って思いました」

 ―今後、プロデュース業への興味はあるのか。

 「音楽って世代あんまり関係ないですよね。素晴らしいアーティストがたくさんいるし『こういう才能と一緒にやったら面白いかな』とか『自分がこの人に何か伝えられたら面白い』という人と出会ったら、プロデュースなんかも楽しいだろうと思ったりします。まだそんな人と出会ってませんが…。自分もまだまだ勉強しなきゃなっていけないんで、プロデュースっていうのが自分にできるかどうかはちょっと分かんないです。ただ、面白い才能のある方に刺激もらいながら、一緒にモノ作りするのは楽しそうですね」

 今までKREVAを始めAIやBoA、MIYAVIなど数多くのアーティストとコラボしている。“大知フェス”も開催できるほど音楽仲間は多い。

 「同世代のアーティストもそうですけど、いろんな人とつながりながら、モノ作りをさせてもらったのはうれしかったですね。今は時代的にも横につながっていく文化がどんどん増えている感じがします。それは音楽だけじゃなくて、いろんな人とコラボして作っていくみたいなのが普通の時代になっていますよね。“大知フェス”ですか、みんなが気兼ねなく出てくるような時代になったら、それも楽しそうですね」

 ―リフレッシュできるのはいつ。

 「家族といる時間かな~。それに趣味のゲームをしている時間ですかね。テレビゲームも配信ゲームもやってます。去年の5月ぐらいから始めてちょうど1年ぐらいで、今はまってるのは『エルデンリング』っていうなんか冒険モノですねどでかい大陸にこれでもかっていう強敵、強いボスたちがいっぱいいて、冒険しながらいろんな装備を整えてボスたちを倒すみたいなゲームです。これは一人でやっていて、子供とはカーズの車のレースゲームとか『パウ・パトロール』っていうワンちゃんのゲームや『スプラトゥーン』に、ポケモンのゲームを一緒にやっています」

 ―子供にダンスや音楽の英才教育はしないのか。

 「いろんな経験をさせてあげたいなと思っていますが『これをやれ』と、やらせるみたいなことはないです。やらせても嫌だったらやりたくないじゃないですか。自分が子供のころって、学校の宿題とかは別ですけど、親に『これやりなさい』っていわれたものはやりたくなかったですから。本人がやってみたいと思うことをしっかりサポートはしたいです。もしダンス好きだったら、それもいいんじゃないですかね。(子供たちは)時々、歌ったり踊ったりしてますけど、今のところはステージに立つとかはちょっと恥ずかしい感じでいますね(笑い)」

 日本のR&B界の至宝―。最強パフォーマーの生ステージはぜひとも見てほしい!

 ◆三浦大知のツアー日程◆

 ▼6月20、21日 京都・ロームシアター京都 メインホール

 ▼同29、30日 東京・東京国際フォーラム ホールA

 ▼7月6日 青森・リンクステーションホール青森

 ▼同7日 秋田・能代市文化会館

 ▼同14日 香川・レグザムホール 大ホール

 ▼同15日 愛媛・松山市民会館

 ▼同20、21日 静岡・アクトシティ浜松 大ホール

 ▼同25、26日 北海道・札幌文化芸術劇場 hitaru

※いずれの会場も開場17時30分、開演18時30分。

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