合気道・札幌国際合気会、勝ち負けのない武道で心身を鍛錬…北海道で活躍するチームなど紹介

スポーツ報知
札幌合気会の面々(札幌で)

 柔道や剣道などの武道とは違い、試合はない。要するに勝ち負けがない。相手の力を利用しながら技を編み出していくのが合気道の特徴だ。元々、日本古来の武術を総合的に組み立て、現代武術として創造された武道で、護身術としても有効だ。女性が痴漢から身を守る時に使うイメージだ。相手が仕掛けた瞬間、あっという間に相手が倒れている。相手との距離、間、タイミング、力を使わず倒すのが合気道だ。

 24歳から合気道を始めた代表の二階堂充さん(66)=合気会6段=は「継続は力なりです。ひたすら稽古に励むことですね」と多くを語らなかったが、合気道に対する思いが伝わってきた。野間口浩さん(57)=合気会6段=は「大学時代は剣道、柔道をやっていました。ある時バイクの事故に遭い受け身の大切さを身をもって知り、合気道を始めました。合気道は体力に応じてできますし、70代から始めた人もいます」。5分程度の稽古でも汗はびっしょり。一瞬たりとも気が抜けない。

 キャリア10年以上の鈴木由貴枝さんは「美容と健康にもいいんですよ。姿勢、歩き方など体のバランスも良くなります。この教室は無理に頑張らなくてもいいんですし、相手を痛めないのもいいですね」と笑顔で答えた。真剣さの中にも和気あいあいとした雰囲気だ。

 ※新型コロナウイルス感染対策を十分行っています。

 ◆札幌国際合気会 合気道は植芝盛平(1883~1969年)によって創始された武道。試合がないのは力に頼って他人との強弱を争うものではないという考えから。自己の人格完成を願うことを主眼としている。札幌国際合気会は1993年4月に設立。現在は大人25人、子ども5人で週2回(土日)1回2時間、豊平区の「北海道立総合体育センター(きたえーる)」、中央区の「札幌市体育館(北ガスアリーナ46)」で活動している。代表は二階堂充さん。

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