陸上・納村琉愛が寺田明日香以来15年ぶりの3冠達成!…全道高校総体

スポーツ報知
女子100メートルを初制覇した納村

◆全道高校体育大会◇陸上(15日・釧路市民陸上競技場)

 陸上の女子100メートルで納村琉愛(るな、北海道栄3年)が追い風参考ながら11秒70の好記録で初優勝。女子400メートルリレーも制し、14日の女子100メートル障害と合わせ3冠を達成した。同種目の3冠は、2007年の寺田明日香(恵庭北)以来15年ぶり。男子100メートルは橘弘栄(北海道栄3年)が10秒43(追い風参考)で優勝した。

 前日の100メートル障害を自己新(13秒76)で初制覇した勢いそのままに、100メートルも“納村旋風”が吹き抜けた。決勝を追い風参考ながら11秒70の好記録で初Vを決めたヒロインは「参考でも、目標記録を達成。スタートがはまって、抜け出すことができました」と笑顔で振り返った。続く400メートルリレーも2走で初Vに貢献、寺田明日香以来の同種目3冠を達成した。

 156センチの体には底知れぬパワーが秘められている。U20日本選手権(9~12日、大阪)では100メートル3位、100メートル障害4位。100メートル予選で11秒88の自己新をマーク。中2日で臨んだ今大会、3種目9レースを走り抜いた。

 深川市出身で小学3年で陸上を始め、6年時に全国小学生交流大会80メートル障害優勝、一已中3年で全国中学100メートル障害2位。しかし昨春、右足の「足底筋膜炎」を発症、個人種目での高校総体出場の道を絶たれた。この冬場は、スクワットなどお尻中心の「殿筋トレーニング」に励み下半身が安定、推進力が向上した。

 憧れの寺田は、07年の高校総体で3冠(100メートル11秒71、100メートル障害13秒40、400メートルリレー46秒56)の快挙を達成。「私も寺田さんの記録を目標に、全国優勝を目指したい」と“寺田2世”への挑戦を宣言した。(小林 聖孝)

 【女子】▽100メートル 〈1〉納村琉愛(北海道栄)11秒70〈2〉佐藤志保里(遺愛女)11秒79〈3〉鮫沢聖香(恵庭北)11秒87=いずれも追い風参考

 〇…男子100メートルでは橘がハイレベルな戦いを制した。追い風参考ながら10秒43。「後半足が流れ気味になりましたが、気持ちで走り切りました」と話した。今季は支部予選で10秒58の自己ベストを出すなど好調。高校総体メダル候補に挙がっていた男子400メートルリレーは、別メンバーで臨んだこの日の予選で、まさかの転倒で敗退しただけに「高校総体ではリレーメンバーの思いも胸に100メートル決勝進出を目指したい」と決意を新たにしていた。

 

 【男子】▽100メートル 〈1〉橘弘栄(北海道栄)10秒43=追い風参考▽400メートルリレー 〈1〉立命館慶祥(小川、水野、山内、宮坂)41秒65▽棒高跳び 〈1〉及川千暉(白樺学園)4メートル50▽円盤投げ 〈1〉内田勘太(北海道栄)48メートル93

 【女子】▽1500メートル 〈1〉石川苺(旭川龍谷)4分31秒98▽400メートルリレー 〈1〉北海道栄(堀下、納村、石田、武田)47秒83▽三段跳び 〈1〉須藤ひなた(旭川龍谷)11メートル40▽走り高跳び 〈1〉山崎桜(立命館慶祥)1メートル56▽砲丸投げ 〈1〉辻茉侑(函館大妻)13メートル20

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